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ずっと一緒……11 ページ21

涼那side

 とある日のAM08:30頃

先輩医師「オペお疲れ様。由里河 すげえ飲み込みが早いから凄い助かってる。指示にも的確に動いてくれるし。昨日は帰る寸前にオペする事になったんだ。ちょっとオーバーワーク気味だしな。帰れる時に帰っとけ。体調崩すと大変だから」

涼那「はい。ありがとうございます。お言葉に甘えて帰らせて頂きますね」

この4月から、地方の病院に勤める事とになった俺。地元で居心地も良いし。病院のスタッフは、都会と違って温かい感じがして…

 すげぇ、良い職場に勤められて良かった

 って。俺思ってるんだ

 荷物まとめて医局を出た時、フロアにモップを掛けている男の子が視界に入って

 その子さ、8月から勤め始めたみたいで((看護師情報(女性))

 今みたいに朝たまに見掛けるんだよね

 俺、ちょっと気になってるんだけどさ。俺が他の用事で急いでいたり、気付くとその子が居なかったりで…
 
 -別の日- AM01:00過ぎ

 オペが無事終わって、当直医に引き継ぎして

涼那「やった!今日は家で眠れる…」

 コンビニで、酒のつまみでも買って帰ろうと、店の中で欲しいもの選んで、レジに向かいながら

 (あれ?あの子だ…)

涼那「バイト… 掛け持ちしてんの?」

いつも、見掛けたの一瞬だったからさ、良く顔も分からなかったの

 けど…

その子の名札を確認して…

 (ヤッパリ…早く瑛斗にぃに伝えなきゃ…)

 -トゥルルル-

 その時鳴った携帯電話。タイムリーな人からの電話で…

瑛斗『で、その子絶対にさ…』

涼那『そっか… 瑛斗にぃも見掛けたんだ。きっと俺の見掛けた子と同じ名前の子だよ…』


 俺が確信した1時間くらい前に瑛斗にぃも…

 俺と瑛斗にぃ。家賃とか、その他もろもろで同居してんだけど

-瑛斗.涼那マンション-

涼那「明日、俺休みだから酒飲むけど。瑛斗にぃ、良いかな?」

瑛斗「オイラも休みだから。飲みながら話そうリョウ」


涼那「…あの子… 風 ちゃんだよね?瑛斗にぃ?」

瑛斗「うん。風 ちゃんだよね?リョウ…」

 
 小学3年だった風 ちゃん。当たり前だけど成長してんの

 でも名前が同じだし、顔立ちに面影が…

瑛斗.涼那「やっと逢えたね。風 ちゃん…」


 

 

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作者名:涼風花 | 作成日時:2021年4月22日 12時

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