彼氏/彼女が出来ないのは絶対お前のせい

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なんとなんと雨が降って侑のクラスの体育と私のクラスの体育が被った



種目はバスケットボール



｢望くんバスケ部だよね、私球技苦手だ、、｣



佐々木｢えぇー突き指せんように気をつけや？｣



｢うん、、、｣



角名｢A昔から球技ダメだよね｣



私だって初めは倫太郎とバレーしてたんだけど壊滅的センスなのよ



だから支える側になった



｢まぁでも選手よりこっちの方が私に向いてる感じしてない？｣



角名｢確かに｣



体育館では男子が試合をしている



侑くんはまぁバスケもできるのかメンバーとして沢山走ってる



銀もこっちのメンバーに入ってる。倫太郎は上手く消えてた



角名｢侑って出来ないことないの｣



｢いやそれなぁ｣



侑｢った！！｣



｢！？｣



突き指？



侑｢大丈夫、ただの突き指や！慣れとる！！｣



｢ごめんどいてー、侑くん指見して｣



侑｢大丈夫や言うとるやん！｣



｢うるさい、見して。倫太郎テーピング持ってきて｣



半ば強引に手を出させる



｢どこの指｣



侑｢左手の人差し指｣



｢痛い？｣



侑｢まぁ少し。でも突き指なんてよくやる事やん｣



｢突き指だって思ってて折れてることだってあるの。侑くんセッターでしょ？指大事にしないと大好きなバレー出来なくなるよ｣



角名｢はい、テーピング｣



｢ありがと。キツめに固定するから痛かったらすぐ言って｣



突き指のテーピングなら倫太郎の指で何度もやった



侑｢…自分手馴れてるな｣



｢言ったじゃん。本気だって｣



侑｢せやった、な｣



｢はい、もし腫れたりしたらすぐ病院行ってよ。｣



侑｢おん｣



あの後授業が終わっても侑がつっかかってくることは無かった

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