〜ゾンビのいる世界で私は笑う。〜

エレベーターに乗ろう！ ページ4

　 コツコツコツコツ、歩き出す。

　 「まず、この世界はエレベーターで移動ができるの。」

　 『エレベーターです、か？』

　 「そうよ。エレベーターに乗ったら、行きたいところのボタンを押すの。
　 ボタンは、扉の隣に沢山あるよ。行き先名は、ボタンの上に書いてあるから。」

　 『あの。リアさん。』

　 「なぁに？／(^o^)＼』

　 『エレベーターでどうやって移動をするんですか？』

　 「あぁ、よく言われる質問だわ。
　 説明するのが難しいのだけど、瞬間移動だと思ってちょうだい。」

　 『okです！
　 あと、もう一つ質問よろしいですか。』

　 「はい。」

　 『えっと、さっきの説明で一人でこれから生活しなければならないということを
　 聞いたから伺うのですが、エレベーターってどういう所にあるのですか？』

　 「あら！(о´∀`о)敬語を使って喋ってくれるのね！大丈夫よ、気軽に接してくれて。
　 うん、そうね。それは知りたいところよね〜。残念ながら、規則みたいなものはないの。
　 だから、市役所に行ったら、地図を渡してあげる。それに、生活に必要なその他もろもろ。」

　 『じゃあ、友達感覚で喋りますね！あと、その他もろもろって何ですか？』

　 「うーん。ナイフとか、狩袋とか、他にも沢山あるよ。」

　 『え。あちらで全部そろえてくれるんですか！((((；ﾟДﾟ)))))))』

　 「えぇ。あっ、あと10000カルもくれるわ。」

　 『10000カル？』

　 「あ、コインの説明が途中だったわね。」

　 『お金ですか？』

　 「えぇ、そうよ。単位はか「カル」、1カルは100円だったわ。」

　 『へぇ〜。え、じゃあ、100万もくれるんですか！？(OvO)』

　 「そうよ！」

　 『え、高くないですか！？』

　 「だって、家を買ったり、ペットを買ったり、服を買ったり。いろいろ必要だもの。」

　 『ほへ？家、ペット、服？』

　 「まぁまぁ、細かい説明は後で。」

　 「ほら、エレベーターあそこ！」

　 『あ！本当だ！大っきぃ〜』

　


　

扉が開いた先には…→←行くよ！

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す