〜ゾンビのいる世界で私は笑う。〜

私は。1 ページ1

？「お前なんか死んでしまえ！」
　？「あのゾンビたちと同類ね！」

　『(痛いよ！ヤメて！)』

　 私はその夜、家に帰ってぼーっとしていた。
　
　 私は、学校でいじめられている。理由は簡単だ。
　
　 みんな、あの生物にうんざりして、気を晴らしたかったのだろう。
　
　 何せ、この狭苦しい世界から出られないのだから。。。


　 午前1時30分、私はこの時間に、時計をつけてそっとベッドから起きた。
　
　 みんなが、話していた噂を聞いたことがある。

　 その噂とは、午後1時50分に南の方向に高さ10メートル以上の高さから落下すると、
　生まれ変われるらしい。
　
　 私は、こんな世界にうんざりしている。もう決めたことだ。

　 家の隣のマンションに移動する。このマンションは、とてもセキリュティが弱い。
　
　 何階登れば良いんだろう。そんなことを考えながら、ひたすら登りまくる。
　
　 ようやく見えた！最上階だ。 うゎ、高い。。。

　 何言ってるの！私！もうこんな世界居たくないんだよ！

　 それに、みんなの噂が本当なら、、、生まれ変われる！

　 時計を確認すると、午前1時49分37秒。

　 もう時間がない。

　 あと、20秒‼

　 南の方向を向く。街が綺麗だ。

　 私は、勢いよく飛び降りた。

　 風が私の身体を優しく撫でるように吹いている。

　 私は、そっと目をつぶった。

　 その瞬間、、、

　
　
　

私は。2→

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