犬猿の仲【神宮寺寂雷】【飴村乱数】

飴村乱数 ページ8

？？｢はい！ストップ！オネーサンを苛めちゃメッ！だよ！｣


わあっつ
いや、私は死を覚悟してたんだ。え？たすけて…くれたのか…？いや、でも。この子がどれだけ喧嘩が強かったとしてもヒプノシスマイクには敵わないだろう。ああ、今度こそ終わりだ。最後に食べたのが先生の美味しいご飯で良かったなぁ。なんて考えてると


？？｢オネーサン！ちょっとだけ耳。塞いでて！｣

耳？塞ぐってどういうことだろうか

A｢あっ、はい、！｣


まあ言われた通りに耳を塞ぐ。え？何かあったら嫌じゃんね。

耳を塞いでいるの相手がヒプノシスマイクとやらでリリックを刻み始めた。
ああ、だから耳を塞いでって言ったんだ。耳を塞いでも相手のリリックは重く私にのし掛かる。

A｢ッ、…はぁ…ッ｣


閉じていた目を薄く開けて前にたっている男の子を見る。私は体が重くてしゃがみこんでしまっているのに男の子は何事もないかのようにたっている。は？何事もないかのように？？おかしいでしょ。なんでこの子は立っていられるんだ？あれ？この子…どこかで見たこと…


？？｢あ〜あ。全然ダメだよ。ダメダメだね〜。スキルがないから僕には全く効かないよ！｣


その子はポケットからマイクを取り出す。ん？マイクを…取り出す？？うっそ、この子！！いや、この人！元TDDの飴村乱数さんじゃん！え？なんで気付かなかったんだろう。ファン、ではないか何度かラップバトルを見たことがある。確か、寂雷先生と仲が悪いっていう噂だけど…あ、考えてる暇じゃないか


乱｢じゃあ、僕の番だ！！いっくよ〜！対象者、目の前の男二人！セット｣


凄い…飴村さんがリリックを刻んだ瞬間に相手が倒れた。


乱｢ほら〜。使いなれてない違法マイクなんて使うから！それに〜！｣
飴村さんは男の耳元でささやく。
乱｢俺のシブヤで女をナンパなんて、いい度胸｣
まあ何て言ってるかは流石に聞こえなかったけど。


乱｢あ！オネーサン大丈夫だった！？｣

A｢あ！はい。あ、りがとうございました…｣

乱｢んーん！あ！自己紹介が遅れたね！僕は飴村乱数！！オネーサンは？｣

A｢えっと、音無Aです…あ、飴村…さん？助けていただいたお礼がしたいのですが…｣

乱｢えー？お礼…かぁ｣


飴村さんは黙りこんでしまう。あ、ヤバイの請求される？百万とか請求されちゃう？？


乱｢よし！決めた！｣






…すいません、文字数が…

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