物語小説 ページ3
____少しだけ夢を見た。
懐かしくて、どこか暖かい。母さんが生きていた頃の夢。
寂「____?________さん?Aさん!」
A「んっ。ん〜。せんせー。はようございます。」
寂「家。着いたから起こしたよ。」
あっ、もう先生の家だ。早いのか私が寝過ぎたのか。まあ、いいや。
A「ういー。先生の家だー。」
なんて言いながら先生の家に入る。
寂「ははっ、取り合えずくつろいでいてくれ。今お茶を出すよ。」
A「んー。」
軽く返事をしながらリビングのソファに座る。もう自分の家より安心する先生の家。言われた通り、クッションを抱きしめくつろぐ。
A「んあー。せんせーの匂いー。」
寂「…?臭いかい?」
といきなり先生が後ろから話しかけてきた
A「臭いわけ。んじゃなきゃ抱き枕にしねぇよー」
寂「そうかい、そうかい」
寂(臭いって言われたらどうしようかと思ったよ。)
先生は私の前のテーブルにお茶を置く。
寂「ほら。Aさんの好きな烏龍茶だよ。それとお茶菓子。」
A「やった」
前に出されたのは私が結構前に好きって言った、お茶菓子で、
覚えててくれたんだ、と少し嬉しくなる
寂「夕飯にしますから、食べすぎちゃいけないよ。」
A「わかってますー」
といってお茶菓子をひとつだけつまむ。食べ過ぎて先生のご飯が食べられなくなったら嫌だしね。
ボーッとしてると先生が何かを作る音がした。
取り合えず暇だったから近くにあった本棚を物色することにした。
A「んへー。先生が読む本難しそー。医療なんちゃらってすごいなー」
難しそうな本達の中に物語小説を見つけた。先生こんなのも読むんだ、なんて思いながら本を抜き取る。
A「夢野、幻太郎?」
まぼろしたろう?いやげんたろうか。我ながらなんだよ、まぼろしたろうって。と思いながら本をめくる。
物語は有栖川帝統という変態ギャンブラーが主人公で、二人の友達に匿ってもらいつつギャンブルをする話。
面白いな。と思って読み進めていると
寂「夕飯。出来ましたよ、Aさん」
と呼ばれた。
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レオ(プロフ) - 乱数可愛い!推し最高! (2020年11月11日 15時) (レス) id: 66a0837d16 (このIDを非表示/違反報告)
ながいも(プロフ) - ゆるさん» コメントありがとうございます!!最近まで更新停止にしていましたがこのコメントを見てやろうかなと思いました!ありがとうございます! (2020年7月24日 9時) (レス) id: 149aacce38 (このIDを非表示/違反報告)
ながいも(プロフ) - みんさん» コメントありがとうございます!私もここの絡みが好きで頑張ったので言って下さりありがとうございます! (2020年7月24日 9時) (レス) id: 149aacce38 (このIDを非表示/違反報告)
ゆる - めちゃくちゃおもしろい…!更新お待ちしてます! (2020年7月21日 16時) (レス) id: 647e80459a (このIDを非表示/違反報告)
みん - 初コメ失礼します。乱数と先生のやり取り好きです(笑)これからも応援してます!! (2020年4月11日 23時) (レス) id: d0213f078c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ながいも | 作成日時:2020年3月20日 4時