いれいす学園

国語 ページ4

悠祐｢みんなおはよう！｣



今、予鈴と共に教室に入ってきた茶色と金色の髪の先生


悠祐(アニキ)(28)


皆の保護者兼アニキ


肺活量がバケモノレベル


国語・地理・音楽教師


脳が筋肉に侵食され気味


テストでいい点をとるとめちゃくちゃ褒めてくれる



悠祐｢ってことで……それで……｣







りうら｢眠い…｣


『そうだねー…ふわぁ…』



？｢ぐがー｣



いびき……



誰だろ


『何だ、ほとけか』


『ほとけー』


小声でほとけを呼ぶ



りうら｢あちゃー……｣




爆睡してる



初兎｢おい起きろ‼｣




いむ｢すぴー｣



駄目だ……


悠祐｢ん？


ほとけー！｣


アニキがほとけに近づいた



いむ｢ハッ！｣


悠祐｢やっと起きたか
今日はやけに疲れてるな。
どうした？｣


いむ｢遅くまでマリカの練習してた……｣



初兎｢何してんだか｣


いむ｢だって初兎ちゃんにどうやっても勝てないんだもん〜！｣



悠祐｢まぁまぁ｣



全く……



軽くため息をつく


悠祐｢そういうことなら皆でマリカしようや！｣


りうら｢いや、どういうこと！？｣



悠祐｢心配すんなって！
みんなでマリカだー!!｣


『ちょっと待って！
そして何勝手に始めようとしてんのぉ！？』



アニキは完全に授業のことを忘れている






……


まぁいいや

A達は考えることをやめた








『あぁもう！こうなったらやってやんよ!!』




やけくそでスタートボタンを押す









────────








キーンコーンカーンコーン……


悠祐｢！｣



授業の終わりを告げるチャイムが響いた



悠祐｢今日の授業はここまで！！｣




いや、もう授業じゃないんだが

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