■設定 ページ2
■前世の私
名前がどうしても思い出せない。
両親が死ぬ程嫌いで、病弱ながらも“私”を気に掛けてくれた姉が大好きだった。
高校1年生。
バイトしては漫画とゲームに費やし没頭していた。
所謂能力系モノが好きだったが、信じてはいなかった。
成績の事で両親から真夜中にも関わらず締め出され、極寒の真冬の中、飲酒運転に巻き込まれその生を終えてしまう。
■今世の私
「鬼の花嫁」という漫画に出てくる、最後には破滅と絶望が約束された悪女・花梨。高校2年生。
美少女なので異性からモテまくるが、狐の花嫁であるが故に言い寄られる事は全くない。
一先ずお先真っ暗の未来に備えて、後に飛ばされるであろう遠い地で生き抜く為に奮闘する。
我儘で勝気で人を見下す性格だったが、記憶を取り戻してからは嘘の様に大人しくなり、そればかりか両親と狐のあやかしである瑶太に対して塩対応になる。
前世で備わった正義感と姉想いの心、今世の甘え上手と社交性が備わっている。
前世の記憶を取り戻した影響で、両親に対する強い憎悪と不信感が芽生え、柚子に対しては前世の心優しい姉と重なり、どうすれば良いかと悩みまくる。
両親への愛が偽物だと知ってからは、早い段階で2人を見限る。
■妹の変化に戸惑う姉
「鬼の花嫁」のヒロインである柚子。
原作通り、両親から道具の様に扱われては蔑ろにされ、花梨からは心無い言葉を投げられ、孤独の人生を歩んでいた。
鬼のあやかしであり、あやかしの世界ではトップ2の権力を持つ鬼龍院玲夜との出会いで、所謂シンデレラストーリーが約束される。
今までの経験から忍耐強さが誰よりも備わっているが、甘えるのがとても苦手。
家族に関しては全てを諦め、玲夜と共に生きる決意…と同時に、花梨の変化に警戒しつつもひたすら見守り続ける。姉の鑑。
■愛する花嫁との関係に不安を抱く狐のあやかし
「鬼の花嫁」で花梨を花嫁に選んだあやかし・狐月瑶太。
花梨に対してとにかく甘く、我儘さえも愛しいと思える程。無意識なのか故意なのかは不明だが、花梨の両親と共に、柚子への精神的攻撃に加担していた。
原作通り、花梨を叩いた柚子に対して、あやかしの力で柚子の片腕を炎で攻撃し大怪我を喰らわせるが、実はそれが花梨の前世の記憶取り戻す直接的な要因となっている。
記憶を取り戻した花梨が、自分に対してどこか冷たくなってしまった事に対して酷く動揺し、それを柚子のせいだと見当違いの思い込みをしている。
10人がお気に入り
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
氷柱(プロフ) - 真理さん» 姉妹の両親に関しては、原作でもスカッとしましたが、あれ以上に色々とやりまくる予定です。もう本当許せませんもん。しかし瑶太に関しては賛否両論覚悟ですが、救済措置を与えようか考えています。まぁこの後ドキツイお仕置きを受けて痛い思いをさせるのは確定ですが。 (12月6日 23時) (レス) id: 454fdc4e71 (このIDを非表示/違反報告)
真理 - 氷柱さん» スカッととクズ共(両親と瑶太)地獄落ちの末路、期待していますよ(ニヤリ) (12月6日 21時) (レス) id: e1f8464f5a (このIDを非表示/違反報告)
氷柱(プロフ) - 真理さん» コメント有難うございます。原作でも、家族の縁を切ったにも関わらず柚子に迫りましたからね…ある意味どんな幽霊や妖怪よりも恐ろしい人間です。 (12月5日 22時) (レス) id: 454fdc4e71 (このIDを非表示/違反報告)
氷柱(プロフ) - シャリファさん» 勿論瑶太は色々とやらかしてますが、更に原作と違って、玲夜の花嫁だと知った上で柚子を害そうとしましたから、それはもう恐ろしいなんてものじゃないですね… (12月5日 22時) (レス) id: 454fdc4e71 (このIDを非表示/違反報告)
真理 - こんな奴らと、早く縁を切ってほしいね。 (12月5日 20時) (レス) id: e1f8464f5a (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:氷柱 | 作成日時:2023年7月30日 0時