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｢あの女型の巨人が圧倒されている。すごい連携だ｣
｢迷いがないんでしょう。もはや捕獲より討伐に専念したんだよ｣
｢あぁ、俺たちは進もう｣
そう言って前を見据えるエレン
頷き返そうとしたその時
｢エルド!｣
ぺトラさんの悲痛な声が聞こえた
悲痛な叫びにお互い後ろをむくとそこには食われたエルドさんがいた
突然の女型による攻撃に驚きを隠せないぺトラさん
焦りで体制も崩れ、最早連携攻撃など出来る状態になかった。
｢･･･このままだと全滅だｯ｣
リヴァイ班員の死による動揺で混乱しているエレンとともに迂回しもう一度女型へと向かう
間に合ってくれと願う気持ちとは裏腹にそんな優しい世界はこの世に存在しないのだと目の前の光景が物語っている
｢ぺトラ・ラル――！｣
｢オルオさん、ダメ！近づくな!｣
声が届かなかったのか気持ちが制御できなかったのか斬りかかってしまったオルオは刃が通らず女型に蹴飛ばされた
やっとたどり着いた時には何もかもが遅くそこには意識のない死 体とただ巨人が立ち尽くしていただけだった
｢･･･次は･･･私が相手だ――女型｣
怒りを孕んだ声音で女型にそう告げる。
すると、後ろから私以上に怒りを込めたエレンが表情を隠すでも無く口を開いた。
｢下がってろA･･･俺がコイツを･･･殺 す！」
そういった瞬間いつになく強く手を噛み巨人化するエレン
まるで泣いているかのように大声をあげ女型に挑んでいく
｢これが知性を持つ巨人同士の戦い――｣
スキあらば援護をと思ったがこの戦いでは逆にエレンの行動を妨げることにしかならなかった
だがまだ巨人の力を使いこなせていないエレンには女型討伐は厳しく頭を吹き飛ばされ負けてしまった
｢エレン！｣
エレンを助けようとしたが、私より早く女型が巨人化したエレンのうなじにかぶりついてそのままエレンを口に含み逃走していく
やはりエレンをどこかに連れていく気なんだろう
｢ﾁｯ、エレン！聞こえる！？｣
女型から距離をとり声をかけてみるがやはり反応はしない
仕方ないと思い女型に近づこうとしたとき
｢エレンを返せ！｣
｢ミカサ！なんでいるの｣
本来なら巨人の引きつけ役で森の出入り口にいるはずだ。
おそらく先程の巨人化したエレンの咆哮を聞いて駆けつけたのだろうが冷静を欠いている今のミカサに声は届かない
｢かっさばいて今すぐその汚いところから出してあげるからね･･･｣
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history(プロフ) - 哀@01さん» ありがとうございます そうですね そろそろ徐々に入っていきます (2014年4月26日 19時) (
レス) id: 2db8f35077 (このIDを非表示/違反報告)
哀@01 - すごく面白いです！そろそろ恋愛展開に……………！？更新楽しみにしてます☆ (2014年4月26日 8時) (レス) id: 219a7b106b (このIDを非表示/違反報告)
history(プロフ) - 木苺さん» ありがとうございます 頑張って更新していきたいと思います (2014年4月15日 0時) (レス) id: 2db8f35077 (このIDを非表示/違反報告)
木苺(プロフ) - 面白いぜ！更新頑張ってくれだぜ！ (2014年4月13日 1時) (レス) id: 2ca9cc3852 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ｓ | 作成日時：2014年4月12日 18時
