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いまだにうなじを硬質化した手でおおっている女型の巨人。
だがその分、体をこちらから放った固定装置で固定されているのでうなじだけを切り開くことに集中できる。
そしてそれは今、ミケという分隊長とリヴァイが切り開くため攻撃を繰り返している。
｢まぁそんな簡単に中身のやつが顔を見せてくれたら世話ないよね｣
そう思いぼーっと女型を眺めていた瞬間
｢キェェェェエーーー！｣
耳がおかしくなりそうなほどの叫び声をあげた女型。
周りが騒然としていると、いきなり全方角から巨人の大群がやってきた。
｢エルヴィン！どうするの！｣
｢･･･っ･･･全隊迎撃準備！女型の巨人を死守せよ！｣
唖然としている周りに指示を出すエルヴィン。
私はそのまま目の前に近づいてきた巨人からアンカーをさし削ぎにかかる。
が、そんな行動も虚しく辺り一面を煙のように熱い蒸気が立ち上る。
そして次に目を開けた瞬間女型の巨人は私達の前から姿を消した。
まるでエレンが巨人の中から姿を現した時と同じように。
けれど、集まってきた巨人達は消えることなく存在している。
要するに駆逐が必要という事だ。
面倒ごとが増えたと軽く溜息を吐いて手近な巨人を削ぐ。
数十分の戦いの末、やっと集まった巨人を駆逐出来た。
｢やはり万一にもAたちを呼んでいて正解だったな｣
｢にしてもエルヴィン、エルヴィンのことだから最初から女型が目的だったんでしょ？｣
｢さすがA。だが消えてしまっては終わりだな、撤退する｣
｢エルヴィン･･････｣
｢俺はこれからやつらを探しに行く。そう遠くに行ってねぇといいんだが｣
それにしても何かが腑に落ちない
最初から女型が目的であったということはあの壁を破壊したヤツらと関係があるかもしれないということ
なら最近巨人になりたてのエレンとは比べること自体間違っている
ということは･･････――
｢･･･ﾁｯ｣
急いでガスと刃を補給し今孤立している、そしてもっとも狙われている特別作戦班を探し出すため隊列から抜け出した。
｢A！なにをしている！単独行動はするな！｣
制止するエルヴィンの声を無視し特別作戦班を探す私。
巨大樹のおかげでスイスイ立体機動が使えることが幸いだった
お陰で本部はもう見えない。
隊列から少し離れたときパンッという音とともに緑の煙弾が上がる。
｢リヴァイ班･･････か？｣
その煙弾に疑問を覚えつつももしかしたらリヴァイ班である可能性に掛けてその場を目指した
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history(プロフ) - 哀@01さん» ありがとうございます そうですね そろそろ徐々に入っていきます (2014年4月26日 19時) (
レス) id: 2db8f35077 (このIDを非表示/違反報告)
哀@01 - すごく面白いです！そろそろ恋愛展開に……………！？更新楽しみにしてます☆ (2014年4月26日 8時) (レス) id: 219a7b106b (このIDを非表示/違反報告)
history(プロフ) - 木苺さん» ありがとうございます 頑張って更新していきたいと思います (2014年4月15日 0時) (レス) id: 2db8f35077 (このIDを非表示/違反報告)
木苺(プロフ) - 面白いぜ！更新頑張ってくれだぜ！ (2014年4月13日 1時) (レス) id: 2ca9cc3852 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ｓ | 作成日時：2014年4月12日 18時
