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｢お前は間違っていない。やりたきゃやれ｣
｢･･････！｣
リヴァイの言葉にペトラもエレンも私も衝撃を受けた表情に変わる。
それはここまでずっと何を聞いても見ても無言だったリヴァイだからこその驚きがあった。
そしてその声音はいつものあの不機嫌そうな声音と違って至って真剣そのものだった。
故にこの場にその声は凜然と響いた。
｢俺にはわからない。信頼に足る仲間の選択を信じても自分の力を信じても結果は誰にもわからなかった。だから･･････まぁせいぜい――悔いの残らない方を選ぶんだな｣
その言葉を聞いてまたもや考えるエレン。
ダメだ。判断が遅い。
このままでは全員やられて終わってしまう。
手綱を握りしめて私も思考した。
そうだ。
私はリヴァイ班補佐役だ。
リヴァイ班そのものではない為ここで私が女型に挑んでもさしたる支障もないだろう。
むしろリヴァイ班の護衛みたいなものなんだ。
だったら余計にここで戦ってリヴァイ班が逃げ切れる時間を作るべきなんだろう。
そう思い、意を決したように馬から木にうつるためアンカーを刺そうとした時
｢待てA！遅い！エレン！サッサッと決めろ！｣
｢･･････進みます！！！！｣
｢このままふりきる！｣
初めて大声をあげたリヴァイを見た気がする。
それほど真剣だということなのだろう。
そんな姿勢に一人心の奥で叶わないなぁ･･････と思いながら再度馬の手綱を握る。
けれど、現実はそんなに優しいモノではなく多くの兵士が女型に挑んでは敗れていった。
その様子にだんだんと堪えかねて奥歯を噛み締める。
あと少し、ほんの少しの距離まで女型が接近してきたその瞬間、私達の頭上を往くように両方向から何かが勢い良く飛んでいった。
｢近くに馬をつないで立体機動にうつれ。そしてこれから俺とは別行動だ。Aは一緒に来い。エルヴィンからだ｣
そういわれ渋々と前にいるペトラさんさんへ馬を預けて立体機動に移る。
そしてリヴァイがいる少し下の木に移動した。
この璧外調査を経て薄々気づいてきたことがある。
自分が本当はどうしたいのか･･････――
と そんなこと考えてる暇はなくそっとエルヴィンの側に行き、捕らえた女型を見た。
がしかし、いくらうなじを切り取ろうとしてもうなじを護る様に硬質化した手が覆い切り開けないという事態が起こっていた。
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history(プロフ) - 哀@01さん» ありがとうございます そうですね そろそろ徐々に入っていきます (2014年4月26日 19時) (
レス) id: 2db8f35077 (このIDを非表示/違反報告)
哀@01 - すごく面白いです！そろそろ恋愛展開に……………！？更新楽しみにしてます☆ (2014年4月26日 8時) (レス) id: 219a7b106b (このIDを非表示/違反報告)
history(プロフ) - 木苺さん» ありがとうございます 頑張って更新していきたいと思います (2014年4月15日 0時) (レス) id: 2db8f35077 (このIDを非表示/違反報告)
木苺(プロフ) - 面白いぜ！更新頑張ってくれだぜ！ (2014年4月13日 1時) (レス) id: 2ca9cc3852 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ｓ | 作成日時：2014年4月12日 18時
