｡74。 ページ25
軽く頭を叩いたつもりがパシっと勢いよくいってしまった
叩かれた部分が痛かったのか手で多いながら私を見るエレン
そんなの知るかという意味を込めた視線を送り話し出す
｢どうせ俺があの時･････とかうじうじ考えてるんでしょ？そんなこと考える必要もない。だいたいが気にしていないし。エレンがそうやって考えると私が気にしていることになるからやめて｣
｢･････わかった。ありがとな｣
＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊
｢オイ、ジャン！テメッそれ俺のスープじゃねぇーかよ！｣
｢あぁ？まだ飲んでねぇだろ？変わんねぇーようるせェな｣
怖がる心を押さえつけやっと一番端の席につき夕食をとろうとしたときエレンとジャンが喧嘩し始めた。
だいたいこの二人を向かい合わせに座らせる方が悪いのではと思いながらスープを啜る。
｢ふざけんな！返せよお前｣
｢あぁ？｣
｢ほらエレン、僕がまたよそってくるから落ち着いて ジャンもちゃんと自分の飲んで｣
私の隣に座るアルレルトが立ち上がり二人を窘める
空っぽになった器を片手にスープが入っているもう一方はキルシュタインの方に差し出していた
アルレルトも大変だなと横目に写しながら手をすすめる
私の目の前はアッカーマンなのでわりと静かに食べられる分らくだった
｢アルミン皿変えてくれよ そいつが一回口につけた皿なんて冗談じゃねぇ｣
｢んだテメェ｣
｢ほらほら二人とも！喧嘩していてはせっかくのご飯が冷めてしまいますよ！暖かいうちに食べなきゃ美味しくありませんから！｣
｢サシャ･････今の二人には何言っても無理だと思う｣
｢ミカサまで･････｣
｢ほらエレン｣
｢サンキューアルミン｣
｢君たちは仲がいいねぇー｣
そんなハンジさんの一言に迷わずどこがという顔をするエレンとキルシュタイン。
こんなワヤワヤと食べる食事は好きじゃない。
先程のこともあり私にとっては空気が重く食べ物が喉も通らない。
｢･････？どうしたんですかA ｣
｢いやどうもしないよ。もう食べ終わったから自室へ戻るだけ｣
｢食べ終わったって･････｣
殆ど口をつけていない料理を持って席を立ち上がったとたん声をかけてきたサシャ・ブラウスに返答しその場を一瞥して自室へ戻った
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 57人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「進撃の巨人」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
history(プロフ) - 哀@01さん» ありがとうございます そうですね そろそろ徐々に入っていきます (2014年4月26日 19時) (
レス) id: 2db8f35077 (このIDを非表示/違反報告)
哀@01 - すごく面白いです！そろそろ恋愛展開に……………！？更新楽しみにしてます☆ (2014年4月26日 8時) (レス) id: 219a7b106b (このIDを非表示/違反報告)
history(プロフ) - 木苺さん» ありがとうございます 頑張って更新していきたいと思います (2014年4月15日 0時) (レス) id: 2db8f35077 (このIDを非表示/違反報告)
木苺(プロフ) - 面白いぜ！更新頑張ってくれだぜ！ (2014年4月13日 1時) (レス) id: 2ca9cc3852 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：ｓ | 作成日時：2014年4月12日 18時
