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｢これから重大な決め事をする｣
そういいながら壁に何かをはりつけるリヴァイ。
周りより少し離れた位置に座り食事をとっていた私には多少見づら居場所にあるためそれが何かわからなかった。
けれど、それも次のリヴァイの口からすぐ知ることとなった。
｢今日から当番性だ。このルーレットを回して一週間の担当を決める｣
｢おぉ！それはすばらしいですね！｣
当、番、制だと･････、と一人動きを固めて脳内でリヴァイの言葉を繰り返す。
一瞬耳を疑ったが冗談抜きで本当の話らしく、近くにいたエレンも愕然としていた。
｢･･･掃除が、ある･･･｣
｢あぁ？お前掃除嫌いなのかよダセェな｣
｢ちげぇーよ｣
余裕な顔をするサシャとジャンとは違いうげっとした顔でルーレットをみるエレン
きっと今の私とエレンの考えは同じだろう。
リヴァイとは何が何でも一緒になりたくない上に掃除当番なんて以ての外だと。
｢では回すぞ｣
その掛け声とともにシュルっと音を鳴らしルーレットが回る
だんだんと速度が落ちてピタリと止まる
｢では発表する｣
買い出し担当
ハンジ
ジャン
掃除
A
リヴァイ
サシャ
食事
エレン
ミカサ
アルミン
一瞬目が点になり持っていたスプーンを皿の上へ落としてしまった
それよりもこれから一週間掃除というこの地獄に頭がついていかない
｢ということだ。各自与えられた仕事は一週間きっちりこなせ。各々頃合いになったら始めろ。そして俺と同じ掃除担当のやつは用事が済み次第俺のところへ来い｣
そう淡々と告げて出ていくリヴァイ
分隊長は掃除に当たらなかったことが嬉しいのか喜々として104期とワイワイ騒いでいる
そんな中エレンが一人抜けこちらへくる
｢お前ドンマイだな｣
｢うるさい。そう思うなら変わってくれる？｣
｢いや･･･兵長の掃除にはついてけねぇよ｣
｢エレンは幼馴染み仲良く食事だもんね。羨ましい奴｣
｢それはそうと早く食っていかねぇと怒られるぞ？サシャはさっきついていったみたいだし｣
｢･････めんどくさいな｣
そういいながら重い腰をあげトレイを戻しに行く
これから始まる地獄を想像するとさらに足取りが重くなる
でも少しだけ嬉しいと思っている自分を引き気味に感じながら部屋を出た
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history(プロフ) - 哀@01さん» ありがとうございます そうですね そろそろ徐々に入っていきます (2014年4月26日 19時) (
レス) id: 2db8f35077 (このIDを非表示/違反報告)
哀@01 - すごく面白いです！そろそろ恋愛展開に……………！？更新楽しみにしてます☆ (2014年4月26日 8時) (レス) id: 219a7b106b (このIDを非表示/違反報告)
history(プロフ) - 木苺さん» ありがとうございます 頑張って更新していきたいと思います (2014年4月15日 0時) (レス) id: 2db8f35077 (このIDを非表示/違反報告)
木苺(プロフ) - 面白いぜ！更新頑張ってくれだぜ！ (2014年4月13日 1時) (レス) id: 2ca9cc3852 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ｓ | 作成日時：2014年4月12日 18時
