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｢･････そんな簡単な話じゃないでしょ｣
｢あぁただ逃げてるだけのお前には簡単じゃねぇだろうな｣
尚も高圧的な態度のリヴァイに軽く舌打ちをした。
けれど、そんなモノ気にせず続けるリヴァイ。
｢死 にたきゃ死 ね だがなそうやって自己嫌悪になってんならあいつらの分まで巨人を少しでも多く減らすことの方が喜ばれる。少なくともお前が殺したと喚いているよりはな｣
｢そんな綺麗事――」
｢じゃあお前にはアイツらが自分の死を人に押し付けるような奴だと思ってんのか｡一番何も見えてねぇのはお前だ｡ちったァー周りをよく見ろ｡今のお前を見たところであいつらは笑顔になりゃしねぇはずだ｣
｢そう、なの？――そういうものなの？――私にはよくわからない｣
今の私はただ逃げているだけしかできない、していない
この苦しみは絶対忘れることはできない
また幾度となく思い返しては壊れそうになるはずだ
でも苦しみから逃れることのできる最後の日まで人類のためにこの命を使って消えていこうか。
そう決意したと同時に脳裏に一つの疑問が浮かび上がる。
｢リヴァイ･･･私が殺したと思っていたってなんで知ってるの？｣
｢あぁ？テメェーが自分で俺に言ったんだろうが ｣
いつ言ったのだろうとあごに手をあて思考を巡らせる。
するとひとつの違和感にぶち当たる。
｢リヴァイ･････昨日の朝、もしかして部屋に来た？｣
｢人の首絞めといて何言ってんだ｣
その瞬間、抜けていた記憶が脳内を駆け巡り体の体温が一気に上昇した
反射的にかがんでしまいとりあえず顔を見られないように隠す
｢急になんだ｣
｢いや･･･その････ごめ、ごめんね｣
｢なんだ今更｣
ということはあの不器用で優しく頭を撫でてくれたのはリヴァイということなんだとわかった瞬間より一層顔が赤くなった
そんなキャラじゃないだろコイツ
しかも泣き顔を見られたということでもあり今は穴があったら入ってもう一生会わないようそこで暮らしたい
｢めんどくせぇな。誰にもいやしねぇよ｣
そのままカップを持ち私の髪をグシャリとやったあと静かな廊下へと消えていった
今日やっとペトラさんの言っていた意味がわかった気がする
あの壁外が始まる前の気持ちのモヤモヤの意味も
──兵長の傍にいて護ってあげてね。Aにしかできない事よ。幸せになってね
そうだ
多分私は･････リヴァイのことが･････――
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history(プロフ) - 哀@01さん» ありがとうございます そうですね そろそろ徐々に入っていきます (2014年4月26日 19時) (
レス) id: 2db8f35077 (このIDを非表示/違反報告)
哀@01 - すごく面白いです！そろそろ恋愛展開に……………！？更新楽しみにしてます☆ (2014年4月26日 8時) (レス) id: 219a7b106b (このIDを非表示/違反報告)
history(プロフ) - 木苺さん» ありがとうございます 頑張って更新していきたいと思います (2014年4月15日 0時) (レス) id: 2db8f35077 (このIDを非表示/違反報告)
木苺(プロフ) - 面白いぜ！更新頑張ってくれだぜ！ (2014年4月13日 1時) (レス) id: 2ca9cc3852 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ｓ | 作成日時：2014年4月12日 18時
