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春休み明け〜サテラ〜 ページ1
「暑い・・・」
嘘だろ・・・これは春じゃない。夏だ・・・
春休み明け、俺は一人で学校に向かっていた。
・・・っと、自己紹介を忘れていたな。
俺の名前は銀沙弖邏、通称サテラ。
・・・もう喋るのめんどい。このまま黙っていこう。
後ろから話し声が聞こえてきた。・・・この声の高さは女子だな。
なんでこんな日にキャイキャイ言いながら歩けるんだ・・・
もうその声を聞いてるだけで疲れてくるような気がして少し早歩きになる。
するとさっきからキャッキャ言っていた女子の一人のこれまた高い声が聞こえてきた。
「ねぇねぇ、あの人かっこよくない!?」
「あ〜、確かに!」
・・・そのときの俺は気づかなかったんだ。女子が言っていた「あの人」が俺だということに。
そして、言い出した女子のせいで今まで以上に厄介なことになることに。
―――
銀 沙弖邏 18歳 7年1組
面倒くさがりでゲーム作成が趣味。そのため話をするたび喧嘩になるが「面倒だから」という理由で相手しない。それが原因で事件が起きていることを本人は知らない(知ってはいるが喧嘩のときと同じような理由で知らん振りしている)
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設定タグ:私立沙久羅学園 , オリジナル作品
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