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反則(チート)3 ページ3

「御迷惑を御掛けして申し訳なく有りません。如何様な経緯で私はこの場所に居るのでしょう。教えて頂けますでしょうか」


成るべく好印象を与える為に笑顔を忘れず問い掛ける。
誰だって初対面の人には好印象でいた方がいいじゃないか。

ベッドの近くの椅子に腰掛け優しく微笑む与謝野女医。

与謝野女医は解体が趣味でなければ魅力的であるが優しい性格に私は好きである。


「川に覚えれていたンだよ。覚えてないのがィ?」

川に溺れていた。
よく、太宰さんが入水する場所であり敦君と太宰さんが出逢った場所だろう。

しかし、何故川で溺れていた?
溺れる前の記憶が私には無い。
だが、文ストのアニメの内容やキャラ設定等は全て覚えている。

何かしらで記憶喪失の類いが高い。


「まァ、調子がなによりだよ。
アンタの事何だが_____」


携帯からの電話連絡の音に因り与謝野女医との会話は途切れた。


「済みません、電話出ていいですか?」


「妾は構わないよ。」と云われたので携帯を出ると懐かしい聞き覚えのある声が聞こえた。


〔今日は。調子は如何?〕


電話の向こうから聞こえたのはあり得る筈のない私の母親の声だった。

通常、母親からの電話は来ても可笑しくはない。だが、今は通常では無いのだ。今いる場所は異世界。詰まり、次元が違うのだ

連絡が出来る筈のない人からの電話で頭が真っ白になった



もう1つ、可笑しいのは___



















______母親は死んだ事。

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赤月 - あの2か3辺り誤字が酷いので見直して直してください。上から目線ですよねすみません。 (2017年3月21日 5時) (レス) id: 196406772c (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:桜唄 | 作者ホームページ:http:/  
作成日時:2017年2月7日 23時

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