双黒と接吻（ｷｽ）と【文スト】

接吻2 ページ4

何とも言えない夢を見た後重い瞼を開くと白い天上、白いカーテン。

足音１つも聞こえず自分の呼吸音しか聞こえない


私は何故此所に 私には何があった



と、自問自答するが覚えていなく 覚えているのは名前、年齢だけ。


私は 川端 蒼。17歳。

よし、此れだけは覚えている


だが、私の家族は？兄妹は？何処に住んでいた？


自問自答するが、分からない。


呆けていると、ｶﾁｬﾘと扉が開く音と共にヒールの音が。

ヒールの音からに女性と見た。ン？でも、何で女性が私をこんなところに？

未た、自問自答しているとカーテンが開いた


「おや、目が覚めたみたいだねェ」


黒髪のショートカットに蝶の髪飾りそして医者が着ていた白いコートを着ていた女性が。

みるからに、女医さん？

あれ…なんか見覚えの有る顔…

「体は如何だい？痛くはないかい？」


と、訪ねてくる女医？さんに〈はい、大丈夫です〉と、答えると〈なら、歩けるかい？〉と、云われ私は横たわっていた重いからだを前に起こし座った。

怠い、気持ち悪い、頭が痛い。と、症状が出始め顔を歪ませる。

「…まだ、気分は好くないか…」

私の表情を見たのか手に持っていた治療用紙(カルテ)に書き込んだ。

私は、病院に辿り着いたのかと思っていた。


「あ、此所は武装探偵社ッて云う場所だよ。」


武装探偵社… ？。

何だろう 聞き覚えが有るような…無いような

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