炎のゴブレット16 ページ12
ジョージがドアの前に立っていた。
「ジョージ…」
ジョージ「…急に居なくなるなよ」
「ジョージ、ごめんなさい、私」
ジョージ「言わなくていい、謝らなくていい、無事で良かった」
ジョージはそう言うと男子寮に戻って行ってしまった。
談話室に入ると、すっかり私服に着替えたハリーに引っ張られた。
「何？」
手元には忍びの地図があった。
「こんな日の夜に忍びの地図開くなんて」
ハリー「君はマルフォイと？」
「うん」
ハリー「どうして？」
「好きだから」
ハリー「…そっか。」
私はハリーを置いて自分の部屋に戻った。
ハーマイオニーももう戻ってきていて化粧を落としていた。
ハーマイオニー「おかえり、遅かったわね」
「ハーマイオニーは早かったのね」
ハーマイオニー「えーっと、まぁ、そうね」
「クラムとは合わない？」
ハーマイオニー「彼はとっても素敵だけど、考え方とかが体育会系なのよ」
「だろうね(笑)」
ハーマイオニー「Aは？ダンスの途中から見かけなかったけど」
「…ドラコといた」
ハーマイオニー「だと思ったわ」
「ハリーにもバレた」
ハーマイオニー「え？」
「忍びの地図」
ハーマイオニー「え！？ハリー悪趣味すぎない？」
「だよね、明日にはホグワーツ中の噂になりそう…」
ハーマイオニー「ハリーはロンみたいにアホじゃないし、多分ホグワーツで1番噂が嫌いだもの」
「それもそっか」
ハーマイオニー「それで？付き合うことにしたの？」
「ううん」
ハーマイオニー「え！？」
「いいの、ちゃんと気持ちが言えただけで」
ハーマイオニー「でも！」
「私たちはこれでいいの、何が起きるかわからないもの、これから先」
ハーマイオニー「それって…」
「ドラコを縛るものは少ない方が良いし、私も縛りたくない」
ハーマイオニー「そう」
ハーマイオニーは私の頭を撫でた。
「もーなにー？」
ハーマイオニー「こんなに色々話してくれたの、初めてで嬉しくて」
「そうかな」
ハーマイオニー「そうよ、前はなーんにも話してくれないんだもの、
Aが明るくなったのはムカつくけど、マルフォイのお陰なのかもしれないわね」
ハーマイオニーは少し困った顔で笑った。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 211人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「ハリーポッター」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
雨(プロフ) - ドラコが好きなのでとてもうれしい作品です！！読んでいてとても面白いです！更新楽しみに待ってますね！！ (2023年1月29日 20時) (
レス) id: 4bcc523ea8 (このIDを非表示/違反報告)
sakura(プロフ) - みんみんさん» ありがとうございます！ゆっくりですが更新頑張ります！ (2022年11月21日 22時) (レス) id: 411c1c67d7 (このIDを非表示/違反報告)
sakura(プロフ) - 素敵帽子君さん» ありがとうございます！更新遅くてすみません、頑張ります！ (2022年11月21日 22時) (レス) @page16 id: 411c1c67d7 (このIDを非表示/違反報告)
みんみん(プロフ) - 更新待ってます (2022年10月17日 0時) (レス) @page15 id: fddf938661 (このIDを非表示/違反報告)
素敵帽子君(プロフ) - すごく読みやすいし、次が気になるとっても素敵な物語ですね！！！更新頑張ってください！！ (2022年6月13日 21時) (レス) @page15 id: c489a86344 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：sakura | 作成日時：2022年1月11日 21時
