賢者の石 6 ページ6
ドラコ「黒崎？ウチの寮の前で何やってるんだ？」
「マルフォイ？」
ドラコ「さてはトロールを入れたのはお前か？」
「トロール？なんの話してるの？」
ドラコ「だからさっき、お前…知らないのか？まあいい、さっさと失せろ。」
「ねぇ、マルフォイ」
ドラコ「なんだ、気安く話しかけるな」
「腰抜けて立てなくなっちゃった。手貸して？」
ドラコ「はっ！？誰がグリフィンドールのお前なんかに！」
私はマルフォイに手を伸ばした。
この人はなんでこんなにグリフィンドールを敵視してるのか…
諦めて、手を下ろそうとした時、手首をグイッと引っ張られた。
「わっ！」
思っていたよりもずっと力強くて、よろけてマルフォイに寄りかかってしまった。
ドラコ「おい！」
華奢だと思っていた身長が同じくらいのマルフォイは温かかった。
「マルフォイって体温あるんだね」
ドラコ「僕を！なんだと思ってるんだ！」
「蛇的な？」
ドラコ「馬鹿なのかお前は」
ハーマイオニー「Aがいたわ！」
廊下の端から声がした。
マルフォイは私から即座に離れた。
ロン「マルフォイ！！Aに何してる！！」
3人が駆け寄ってきた。
マルフォイ「トロールに襲われたのに無事だったのか、残念だな」
ロン「怯えて一目散に逃げ出したやつに言われたくないね」
またバチバチしてる。
ハリー「A、大丈夫？帰ろう」
「うん、マルフォイ、ありがとね」
びっくりした顔の4人
マルフォイは真っ赤になって居なくなってしまった。
ハーマイオニー「マルフォイと何があったの！？」
ロン「あんなやつにお礼言うなんて…Aは本当変わってるぜ」
「だって助けてくれたし」
ハリー「マルフォイが？君を？」
みんな不思議そうな顔をしていた。
でも3人の中にあったギクシャクした感じは無くなっていて、
私たちはその日から一緒にいることが多くなっていた。
まぁでも私は1人でいるのも好きだからフラフラしていたけれど、3人は一緒にいることを強要したりもしないから、気が楽だった。
クリスマス休暇がやってきた。
ハリーたち3人は、ハグリットが口を滑らせたときに言っていたという
『ニコラス フラメル』という人物を調べているようだった。
クリスマスの朝、起きていくとハリーが透明マントを着ていた。
クリスマスか。プレゼントなんてないと思っていたけれど、ロンがお母さんに話してくれていたようで、
イニシャルが入った可愛いセーターが届いていた。
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sakura(プロフ) - 月希さん» 教えていただきありがとうございます。 (2022年1月13日 0時) (
レス) id: b99e878623 (このIDを非表示/違反報告)
月希(プロフ) - ページ28の最初なんですが、住所のようなものが書いてあるんですけど大丈夫ですか？ (2021年12月18日 0時) (レス) @page28 id: 13af59f951 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：sakura | 作成日時：2021年11月25日 0時
