アズカバンの囚人 5 ページ27
寮に戻ると、部屋には既にハーマイオニーがいた。
ハーマイオニー「おかえり」
「ただいま」
ハーマイオニー「今日のA、びっくりしちゃったわ」
「何が？」
ハーマイオニー「マルフォイに対してよ」
「…あぁ」
ハーマイオニー「ねぇ、A。
Aとマルフォイってどういう関係？」
「えっ？」
ハーマイオニー「去年からずーっと気になってたの。
ポリジュース薬飲んだ時、A遅れて帰ってきたでしょ？
その時からそこにずっとかけてあるローブはスリザリンのだわ。」
ハンガーラックの1番端にかかっているのは、ずっと返しそびれているマルフォイのローブだ。
ハーマイオニー「それに今年の夏休み、あなたたち2人を電車のホームで見かけたの。」
どういう関係か聞かれると、正直よくわからない。
でも、ハーマイオニーたちがマルフォイに良い感情を抱いてないのもわかってるし
私が黙っていると、沈黙に耐えきれなかったのか、ハーマイオニーが口を開いた。
ハーマイオニー「マルフォイは本当にムカつくけれど、Aには優しいわよね」
「えっ？」
ハーマイオニー「でも学校じゃ一切そんな素振り見せないし、
こっそり会ってる様子もないし…付き合ってるわけじゃないわよね？」
「つ、付き合ってないよ！そんなんじゃなくて、別荘が近くて、それで、夏休みは一緒にいる事が…多くて…それだけで…」
ハーマイオニーはニヤニヤしながらこっちに近づいてきた。
「な、なに？」
ハーマイオニー「Aって、マルフォイの事になると、感情が出るのね笑」
「そんなんじゃ…」
ハーマイオニー「私にはどこがいいか全くわからないけど、Aが良いなら応援するわ」
「そんなんじゃないから、本当に」
ハーマイオニー「はいはい」
そう言って、ハーマイオニーはベッドに入って眠ってしまった。
もう…
私のベッドの横の窓がコツコツと鳴る。
窓を開けると綺麗な羽のフクロウがいた。
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sakura(プロフ) - 月希さん» 教えていただきありがとうございます。 (2022年1月13日 0時) (
レス) id: b99e878623 (このIDを非表示/違反報告)
月希(プロフ) - ページ28の最初なんですが、住所のようなものが書いてあるんですけど大丈夫ですか？ (2021年12月18日 0時) (レス) @page28 id: 13af59f951 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：sakura | 作成日時：2021年11月25日 0時
