アズカバンの囚人 2 ページ24
3年生になると選択科目も増えてくる。
私はもう癒者になる気しかなかったから、必要最低限だけ取ることにしている中、
魔法生物飼育学を取ろうと、熱心にハリーたちに誘われた。
確かにハグリッドが先生をしているなら出てあげた方がという気持ちもあったけど、
空いてる時間にやりたいこともあったから、断ることにした。
ある日、医務室でマダムポンフリーの手伝いをしているとハグリットが焦った様子で入ってきた。
「どうしたの？」
ハグリット「マルフォイが、怪我しちまって…」
ハグリッドが抱き抱えていたのはマルフォイだった。
ポンフリー「魔法生物飼育学ですね、何の動物に？」
ハグリッド「…ヒッポグリフだ」
ポンフリー「ハグリッド！今日は初回の授業ですよ？そんな高度な動物…万が一があったら、腕が飛ぶところですよ！
A、消毒のセットを。」
ベッドに寝かせたマルフォイの腕からは血が滲んでいるし、マルフォイは痛みで顔を歪めていた。
「…」
身体が固まった。
ポンフリー「A？」
「あ、はい。」
ポンフリー「傷は幸い深くないですね、A、後の処置をお願いします。
ハグリッドはこっちへ。」
2人は居なくなった。
ドラコ「あいつ…許さない。」
普段のマルフォイで安心した。
「…またハリーとかにムキになって、無茶なことしたんじゃないでしょうね?」
ドラコ「…そんなことは！！」
「…」
黙ってドラコを見ると
ドラコ「アイツが！父上に言いつけてやる！」
ハグリッドはとんでもないやつに目をつけられたな、なんて思いながら消毒して処置をする。
ドラコ「黒崎っ！」
「何？」
ドラコ「痛い、沁みるだろ！」
「当たり前でしょ、消毒なんだから」
ドラコ「入院か？」
「んなわけないでしょ、ちょっと深めな切り傷だもん」
不満そうなマルフォイに呆れてしまった。
様子を見にきたポンフリーは私の処置を褒めてくれて、
治りが早くなるようにと、三角巾でマルフォイの腕を吊るすように指示した。
黙々とマルフォイの腕を処置していると
ドラコ「ところでなんでここにいるんだ?」
「手伝いさせてもらってるの。」
ドラコ「授業サボってか？」
「サボってないよ、選択してないだけ」
ドラコ「へぇ」
パンジー「ドラコ！！」
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sakura(プロフ) - 月希さん» 教えていただきありがとうございます。 (2022年1月13日 0時) (
レス) id: b99e878623 (このIDを非表示/違反報告)
月希(プロフ) - ページ28の最初なんですが、住所のようなものが書いてあるんですけど大丈夫ですか？ (2021年12月18日 0時) (レス) @page28 id: 13af59f951 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：sakura | 作成日時：2021年11月25日 0時
