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2話 ページ5

バサリ

そんな音と共に彼女は落ちてきた

A「い、痛た…

あのスキマ妖怪、人(?)づかいがあらすぎじゃろう!!」

鬼狩りの少年は驚いた。

なぜなら、異能の鬼がたくさんいるこの山に、ただの少女が一人で現れたからだ。

少年「き、君!早くここから逃げろ!!」

少年は焦っていた。刀も折れ、下弦の鬼もいる。そんな状況で少女を守れるとは思えない。

A「む?少年よ、わしはお主より強いぞ?」

少年は驚いた。少女が嘘をついていないからだ。それでも少年は危険だと思った。少女は少年より強

くても、少女は、日輪刀を持っていなかったからだ。

A「ほう、そこの妖怪。貴様、普通に倒しても意味がないようじゃな。まぁ、倒せるものが来るま

で、時間稼ぎでもするかのう」

そうして、彼女はこの世界で、「鬼」と呼ばれる存在を知ることになるのである…

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作者名:秋桜零 | 作成日時:2020年5月17日 16時

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