32敵意 ページ8
【Asaid】
「失礼します。食事お持ちしましたっス」
出ていった晋助の代わりに扉を開けたのは
昨夜、私に銃を向けた来島また子だ
「わざわざすいません。ありがとうございます」
「あ、あのA…さん?」
「はい?」
「…晋助様とはどんな関係なんスか」
怪訝そうに…いや、不機嫌そうというべきか
何故私を牢に入れないのか納得がいかない
敵意むき出しのそんな表情だった
「…恋人…だったと言ったほうがいいのでしょうか」
「今は?」
「彼がどう思っているかは分かりません」
応えながら数十分前まで枷がつけられていた足首に触れる
「
「えぇ、甘い…ですよね」
「それだけ大事にされてるんスね…」
はぁ…とため息をついて微笑んだ彼女は何を思っているのか
私にはよく分からなかった
「傷は大丈夫っスか?」
「本当に申し訳ないっス」
「平気ですよ」
「それにあなたは悪いことなんてしていないわ」
笑顔で返したはずだが
彼女はまた怪訝そうな表情を見せた
「私は侵入者であなたは仲間を守ろうとした」
「あなたは正しいわ」
「…あの良ければ名前で呼んでほしいっス!」
「敬語もなしで!」と続けた
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澪桜(プロフ) - 夜さん» コメントありがとうございます!更新が大幅に遅れていますが、ちゃんと更新します!まだ詳しくはお話しできませんがアニメにはないオリジナルストーリーも出していきますのでどうぞよろしくお願いいたします! (2018年3月20日 23時) (レス) id: b7b61edf98 (このIDを非表示/違反報告)
夜 - とても面白くて、一気に読んでしまいました!続きはまだ書く予定なのですか?書くのならいくらでも待つので更新頑張ってください! (2018年3月20日 13時) (レス) id: 1b13281dea (このIDを非表示/違反報告)
澪桜(プロフ) - とても深いグリーンさん» 返信が遅くなってしまい申し訳ありません!更新頑張ります!! (2018年1月15日 22時) (レス) id: b7b61edf98 (このIDを非表示/違反報告)
とても深いグリーン(プロフ) - 続きが気になる〜早く早く (2018年1月6日 18時) (レス) id: 629a69f0d0 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:澪桜 x他1人 | 作成日時:2017年12月13日 0時