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HappyΝewYear2 ページ5

【高杉said】



「A、楽しかったか?」



冬休みに入ってから一週間


Aと会うのはこれが初だ




最近は碌でもねェ奴らとつるんでばかりで

相手をしてやれなかった





Aはそんな不満を口に出すタイプではないが


愛想をつかされるのではないかと不安になっていたというのが本心




「うん!楽しかった!」



「そうか」



屈託のない笑顔を見せるAに

自然と口角が上がるのがわかる




「このまま俺の家でいいか?」




「うん」



「あ、また子たちも来るんでしょう?」





思い出したように問いかけてくるA


そうだ。今回の年越しをみんなで過ごそうというのは俺の提案ではなく


来島が立案したもので




場所は一番広い俺の家となった訳で


二人ではない




「あァ、それがどうかしたのか?」





「みんな来るならお菓子とかも買っていこうかなって」





「.....そのへんは任せる」






「うん。じゃあもうちょっと付き合って」

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作者名:澪桜 x他1人 | 作成日時:2017年12月26日 1時

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