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MerryChristmas3 ページ3

「おい、A」




「晋助、てっきり部屋にいるものだと」





みんなは食堂のほうで盛り上がっている




「お茶入れましょうか?」





「いや…いい」




俺の分は…なんて素直に聞けない





「そう?どうしたの?


らしくないわね」





「A」





「ん?」






本気で心配している顔だ




「俺の分ねェのか?」






「え?」




驚いたのか、拍子抜けしたというのか


そんなに驚かれるようなことは言っていないはずだが…





「晋助、甘いもの苦手でしょ?大丈夫なの?」




そういうことか



確かに日頃から甘いものは好んで食べることは少ないが





「お前が作ったモンなら…食う」




「じゃあ……はい」





と食べかけのケーキをフォークで一口分取り



こちらへ向けてくる





一瞬何がしたいのか…と思ったが




顔を染めているAを見て大人しく従った




「どう?」




「あァうまい」




とコメントすると赤い顔のまま嬉しそうな笑顔を見せてくれる





「Aその顔俺以外に見せんじゃねェ」




「え、どうい」





何のこと?とでも言いたそうなAの言葉を遮るように



口を塞いだ






「MerryChristmas



A」

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作者名:澪桜 x他1人 | 作成日時:2017年12月26日 1時

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