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【No side】
二人は、雄英高校に着き生徒らが使用している昇降口ではなく職員関係が使用する裏門から入っていった。
「甚爾は、此処の下駄箱の中にある来客用のスリッパ使って」
甚爾「おい、A。お前は履かねぇのか？」
甚爾は履いて来たサンダルをスリッパがあった所に仕舞い、東雲はスニーカーを持って靴下のままで立っていた。
「上履きは昇降口に置いてあるから。」
東雲が途中で上履きに履き替えた後、二人は職員室に挨拶に行かないといけないので向かう。
甚爾「おい、A」
「何？」
甚爾「此処って自販機あるか？」
「…食堂に2,3台ぐらいあるが……？」
東雲は甚爾の質問に疑問を感じながら答えるが、答えた後に質問の内容を察する。
甚爾「へぇ」
「……自販機の下、覗かないでよね？」
甚爾「」
「やっぱりか…」
東雲そう言い、一つ溜息を零す。
甚爾「何で俺の考えてる事が判ったんだ！ オマエ エスパーか⁉」
「エスパーじゃないよ。自販機の下から小銭を拾うって…どこぞのマダオじゃないんだから…(呆」
甚爾「何だよマダオって」
「”まるで駄目なオッサン”略してマダオ…今の甚爾にピッタリだし、今度からそう呼ぼうか？」
甚爾「ヤメロ」
言い合いをしていたら、いつの間にか職員室の前まで辿り着いていた。
「じゃあ、此処で待っていて」
東雲が甚爾にそう言った後、職員室に入っていった。
ガラッ
「失礼します。東雲です」
根津「やあ！どうしたんだい？」
「折り入って、頼みがあります」
根津「何だい？」
「伏黒甚爾を私達と共に合宿先に行かせてください」
根津「…」
「甚爾の事は、私が保証します。お願いします」と東雲は深く頭を下げる
職員室にいたプロヒーロー達は東雲のお願いに耳を傾ける。
根津「本当にいいのかい？」
「？…何がですか？」
根津「オールマイトに聞いたんだが、伏黒甚爾はUSJの事件の時に君を瀕死まで追い詰めたんだね？」
すると、プロヒーロー達は根津校長が言った事実に驚愕した
「…確かに甚爾は私の事を殺そうとした。でも、あの人は私の師匠でもあり命の恩人でもある。
あの人がいなければ私はこの世にはいなかったかもしれない…だから…
私は”師匠”の事を信じています」
すると、暑くて職員室の窓が開いていた所から風が吹き、東雲の綺麗な黒髪がなびく
真っ直ぐな瞳をしながら己の心情を言い放つ東雲の姿にその場にいた教師達は見惚れていた。
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夜来香(プロフ) - 花水木さん» そう言っていただけて嬉しいです！(o^^o) これからも頑張りますので宜しくお願いします！！ (2020年8月13日 13時) (
レス) id: b2ecaa304c (このIDを非表示/違反報告)
花水木 - ヒロアカ×呪術。大好きです。特に夜来香さんの作品が好きです。面白いです。更新無理なさらず、頑張って下さい。 (2020年8月13日 12時) (レス) id: b6449f78e2 (このIDを非表示/違反報告)
夜来香(プロフ) - 畢竟無さん» ありがとうございます！(^ ^) (2020年7月20日 11時) (レス) id: b2ecaa304c (このIDを非表示/違反報告)
畢竟無(プロフ) - すごい面白いです！！続き待ってます！ (2020年7月20日 11時) (レス) id: f1eda83896 (このIDを非表示/違反報告)
夜来香(プロフ) - はにゃさん» ありがとうございます！ 更新が遅くなるかもしれませんが頑張ります！ (2020年7月9日 20時) (レス) id: de829f7fc5 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：夜来香 | 作成日時：2020年5月29日 22時
