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【東雲side】
私は電車に揺られながら、ポケットにしまってるスマホを取り出さずに目の前に立っている甚爾を見ている
ほんとは恵に借りた小説の続きを読みたいが、生憎小説は甚爾が持っている鞄の中にある…
……………正直言って不安だ……
甚爾は一応、呪術界では死刑宣告された身だが、半分は甚爾の意志でも…
半分は私の我儘みたいなもので無期限の執行猶予がついて生きている。もしも私達を裏切るような事があれば即死刑執行。私にも罰が下る約束だ
ま、いくら甚爾でも恵と津美紀さんの事を二回も裏切るような行為はしないだろう
私は別に、”長生きがしたい”とか”罰を受けたくはない”など言う訳ではない…
罰の内容が例え…死ぬまで幽閉されようとも死刑を宣告されようとも受け入れるつもりだ。
今は信用しているからな……甚爾の事…子供の時と同様に、私は信じてる。
だがしかし、(東京の)高専の皆に呪術界の一部の人間が甚爾の事を信用しているが…
問題は雄英高校の人達が甚爾の事を受け入れるのかどうかだ……特にA組。
…数か月前までは…”呪術師・呪詛師殺し”にUSJ事件ではオールマイトに緑谷君達が私と甚爾の戦いを見ていたから…
多分だが殆どの雄英の生徒、教師達は甚爾の事を受け入れないかも…
特にあの五人は……
アナウンサー『―― 間もなく○○駅に到着致します。お忘れ物にはご注意ください。』
考え事をしていたらいつの間には、いつも降りている駅に到着するので、つり革に掴まっている甚爾に言う。
「次 降りるよ」
甚爾「おう」
電車から降りると、私達は改札口に向かうためのエスカレーターに向かった。
甚爾「おい。置いていくぞ」
「判ってるよ。甚爾」
甚爾「…おい、俺は一応、お前の師匠だろ。師匠にそんな口聞いてもいいのか？」
「いいじゃん甚爾で。ま、偶に呼んであげるよ… ”師匠”」
甚爾「生意気になったなお嬢。昔は可愛げがあったのによぉ」
「………お嬢って言うのは止めて」
甚爾「偶には呼んでやるよｗ」
「呼ばなくて結構」
……ねぇ、甚爾……
もしも、雄英の人間が貴方の事を受け入れられなくても……
私は貴方の事受け入れているからね……
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夜来香(プロフ) - 花水木さん» そう言っていただけて嬉しいです！(o^^o) これからも頑張りますので宜しくお願いします！！ (2020年8月13日 13時) (
レス) id: b2ecaa304c (このIDを非表示/違反報告)
花水木 - ヒロアカ×呪術。大好きです。特に夜来香さんの作品が好きです。面白いです。更新無理なさらず、頑張って下さい。 (2020年8月13日 12時) (レス) id: b6449f78e2 (このIDを非表示/違反報告)
夜来香(プロフ) - 畢竟無さん» ありがとうございます！(^ ^) (2020年7月20日 11時) (レス) id: b2ecaa304c (このIDを非表示/違反報告)
畢竟無(プロフ) - すごい面白いです！！続き待ってます！ (2020年7月20日 11時) (レス) id: f1eda83896 (このIDを非表示/違反報告)
夜来香(プロフ) - はにゃさん» ありがとうございます！ 更新が遅くなるかもしれませんが頑張ります！ (2020年7月9日 20時) (レス) id: de829f7fc5 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：夜来香 | 作成日時：2020年5月29日 22時
