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【No side】
開始の合図が出された瞬間、甚爾は面倒くさそうにプラプラと運動場を歩いていく。
甚爾「(めんどくせー……とっとと終わらせてパチンコに行くか。)」と貰ったカフスを器用に人差し指を使って回しながら考える。
甚爾「(左の5階ビルに1…いや、2人。中にいるのは…エク…何とかって野郎と、西部劇丸出しのような恰好の野郎だな。…先にそいつら片しとくか)」
甚爾は5階建てのビルの屋内に入っていく。中には建設工事で見かけるようなコンクリートの原料やシャベルにつるはしなど作業で使うものがチラホラと廊下の隅に置いてあった。
甚爾「(3階に一人。もう一人は4階じゃなく、5階にいるな…)」
3階を上った次の瞬間、
パァン！！！
突然、鳴った銃声は5階建てのビル内に大きく響いた。
甚爾を目掛けて、勢いよく銃弾がやって来るが、
甚爾はそれを見透かしていたかのように床にしゃがみ込む。
勢いよくやってくる銃弾を何なりと避けた。
銃弾は甚爾の体の一部に当たることもなく、コンクリートで出来た壁に深くめり込む
ビュッ！
シュウウウ…
銃を撃ったのは、”ホーミング”という個性を持つプロヒーローのスナイプだった。
ス「っ！(避けたのか⁉)」
スナイプは回転式拳銃に新しい弾丸を込め、もう一度甚爾に向けて発砲する。
だが、甚爾は笑みを浮かべながらスナイプが攻撃をかわすだけで一向に攻撃をしてこない
ス「…貴様、ホントに無個性なのか…」
甚爾「だから何だ」
すると、スナイプが撃ってきた銃弾を避け続けていた甚爾はニヤリと笑みを浮かべながら、東雲から借りたスタンガン銃一丁を取り出し、スナイプに向かって発砲する
甚爾「(ニヤリ)…遅ぇ」
ス「(ゾクッ)っ！」
バァン！！！ バチッ！！
甚爾が発砲した弾はスナイプの胸部に命中し、スナイプは耐え切れなくて、床に倒れこんだ。
ス「ぐっ……！！」 バタンッ
甚爾は床に倒れたスナイプに近づき、気絶したのかを確認した後、東雲に確認を取る
甚爾「おい、A」
『どうした？』
甚爾「此奴にカフスつけりゃあいいのか？」
『そう。そうしないとクリアにはならないから』
甚爾は言われた通りにスナイプにカフスをつける。
甚爾「おい、後何分だ」
『25分』
甚爾「判った。」
そう言い、甚爾は階段をゆっくりと上る
実力試験終了まで
後………25分。
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夜来香(プロフ) - 花水木さん» そう言っていただけて嬉しいです！(o^^o) これからも頑張りますので宜しくお願いします！！ (2020年8月13日 13時) (
レス) id: b2ecaa304c (このIDを非表示/違反報告)
花水木 - ヒロアカ×呪術。大好きです。特に夜来香さんの作品が好きです。面白いです。更新無理なさらず、頑張って下さい。 (2020年8月13日 12時) (レス) id: b6449f78e2 (このIDを非表示/違反報告)
夜来香(プロフ) - 畢竟無さん» ありがとうございます！(^ ^) (2020年7月20日 11時) (レス) id: b2ecaa304c (このIDを非表示/違反報告)
畢竟無(プロフ) - すごい面白いです！！続き待ってます！ (2020年7月20日 11時) (レス) id: f1eda83896 (このIDを非表示/違反報告)
夜来香(プロフ) - はにゃさん» ありがとうございます！ 更新が遅くなるかもしれませんが頑張ります！ (2020年7月9日 20時) (レス) id: de829f7fc5 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：夜来香 | 作成日時：2020年5月29日 22時
