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※会話文
アズール「………あの、聞きたい事があります」
「何ですか?」
アズール「あの時のユウさんの顔に何か模様が浮かび上がっていたんですが……何ですかアレは?」
「ユウに浮かび上がったアレは、狗巻家という呪術師の家系に伝わる模様です。口元に「蛇の目」、舌には「牙」の意味があります
あの家系は言葉に呪いを込める事が出来る『呪言師』です」
ジャミル「呪い……」
カリム「凄いじゃん!無敵だな!」
「でもデメリットもあります。
強力である分反動が大きく、強い言霊……ようは死ねとかですね。それを言えば格下相手でも声が枯れ、格上相手なら吐血する羽目になりますし、最悪の場合は呪言が自分にはね返ってくることもある。」
アズール「何処でも対価は付き物ですね……」
フロイド「でも凄くね〜?」
ジェイド「でも、ユウさんは狗巻家ではないですよ。あの時だって確か……」
「そうアイツは茅谷という苗字…云わばファミリーネームです
それを知って、どっかで聞いたことがあったんですが思い出したんです。」
ユウ「………それ、本当?」
フロイド「小エビちゃん、大丈夫?」
ユウ「はい、大丈夫です。それで……僕は呪術師の家系なの?」
「嗚呼。茅谷は狗巻家の遠縁の親戚だ。その茅谷家は何人も呪言師が生まれてきたという噂があります。
狗巻家の呪いが使えても可笑しくない」
ユウ「………え”?」
全員ーA「「「「ええええええええええっ!!??」」」」
ユウ「でも、聞いたことないよ……僕の両親が呪術師なんて……」
「自分は聞いたことはある。アンタの両親の名前だけだがな――――」
―――――――
【回想】
それは、院瀬見が高専にいた頃……
院瀬見はよく家入の雑用的な事を手伝っていた。
「硝子さん、この薬品はどの棚に?」
硝子「あー、それ上から二段目にしまっておけ」
「はーい。……ん?硝子さんコレは…」
沢山の書類に埋まってる中、家入宛の手紙一通が紛れ込んでいた
硝子「あー、それ?元呪術師の先輩夫婦から」
「硝子さんの先輩?」
硝子「嗚呼、結構歳離れているけどな。確か学長より少し年下だったかなー…」
「へー……茅谷??」
硝子「聞いたことはない名前だろ?茅谷も呪術師の家系なんだ……御三家ほど有名ではないがな
確か、狗巻家の親戚だったかな…
あそこは何人か呪言師がいたぞ、先輩もその内の一人だし」
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やヨリンFEVER(プロフ) - すっごく面白くて、イッキ読みしました!更新再開を心からお待ちしております(`・ω・´)ゞビシッ (5月4日 23時) (レス) @page50 id: dc6c137d93 (このIDを非表示/違反報告)
夜来香(プロフ) - sayyさん» ご指摘ありがとうございます。私の勉強不足でした。コメントありがとうございます。 (2022年12月21日 23時) (レス) @page35 id: 00e954a6c0 (このIDを非表示/違反報告)
sayy(プロフ) - えっと、いきなりスミマセン。少し気になったので訂正だけ…サックスは金管楽器ではなく木管楽器になります。いきなりスミマセン。物語自体はとても好きです。体調に気をつけて頑張って下さい。 (2022年12月10日 0時) (レス) @page35 id: 694cb4f9d7 (このIDを非表示/違反報告)
夜来香(プロフ) - 凛華さん» 返信遅くなってすみません。お待たせしました。更新再会します!! (2022年10月15日 22時) (レス) @page22 id: 00e954a6c0 (このIDを非表示/違反報告)
凛華 - 続きが気になります!五章まででいいので書いてください! (2022年8月30日 17時) (レス) id: e27c5b8e73 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:夜来香 | 作成日時:2022年2月21日 3時