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ジェイド「あれは恐竜ではなくシードラゴンという海のモンスターですね。
海の魔女の洞窟の入口には、シードラゴンの骨で出来ていた……という言い伝えがあります」


フロイド「あっちに海の魔女の大釜のレプリカもあるよ」

デュース「なにっ。海にも大釜があるのか」
エース「海の中でどうやって温めんの?」


フロイド「えー、わかんね。アズール、説明してー」
アズール「いいでしょう。僕のツアーガイド代は高くつきますよ」

ユウ「え〜、お金取るんですか〜…」


すると、アズール先輩はくるっと私の方を見た

アズール「そうでした。Aさん」
「?はい。何でしょう?」


すると、先輩の口から……

アズール「貴方、”吉野順平”さんという人物をご存知でしょうか?」
「………は?」


アズール「そう表情から察するに、お知り合いのようですね。彼から伝言を預かっています」

「な、何言ってるんですか……??だって彼は……彼は……」



私と悠仁の目の前で……



アズール「オバーブロットの後、僕は夢を見ました。その時に彼が現れたのです

そして、貴方にこう伝えてほしいと…

『ありがとう。これからも僕と友達でいてね』っておしゃ……って!!

一体、どうしたのですか!!」




「え”…?」


いつの間にか私は両目から涙を流し、泣いていた。



フロイド「あ〜、アズールがカマイルカちゃんを泣かせた〜〜」
ジェイド「どうかされたのですか?もしかしてアズールに意地悪な事言われましたか?」

アズール「違いますよ!!」

エース「お、おい!A!どうした!?」
デュース「一体……?」

ジャック「大丈夫か!?」

ユウ「Aちゃん大丈夫?」
グリム「どうしたんだゾ!」


泣いている私をどうすればいいのか皆、あわあわとテンパっていた。

「……いや、大丈夫だ。ただ勝手に涙が出ただけなので…お気になさらず…」


すると、ふわふわと泳ぐ一匹の海月が下に降り、私らの方にやって来た


全員「「「???」」」
ユウ「海月?」

海月は私に近づき、周りをふわふわと泳ぎ始めた


「……ははっ…元気づけてくれているのか?
お前を見ていると、彼奴を思い出すよ。ありがとうな…もう大丈夫だ」


そう言うと、海月はその場を離れて遠くに行ってしまった。


「悪いな。前の世界の事を思い出しちまった。もう大丈夫だ」
ユウ「……そっか」

エース「…辛くなった言えよ。監督生も」
ユウ「うん」


その後、私達は博物館内を楽しんだ。

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夜来香(プロフ) - ユリカーンさん» 返信遅くなりました。教えてくれてありがとうございます 訂正しておきました。 (2022年3月23日 16時) (レス) id: 00e954a6c0 (このIDを非表示/違反報告)
ユリカーン(プロフ) - ジャミルさんの名前間違ってません?ジャミル・バイパーがジャミル・ハイパーになってます (2022年3月15日 23時) (レス) @page46 id: a9b4c551ca (このIDを非表示/違反報告)
夜来香(プロフ) - 蔵元絵美さん» 返信返せなくてすみませんでした。この作品を最高と言ってくれて感激です!これからもよろしくお願いします!! (2021年11月29日 0時) (レス) id: 00e954a6c0 (このIDを非表示/違反報告)
蔵元絵美(プロフ) - 初コメ失礼します!何方も好きな作品だったので最高でした!更新待ってます! (2021年10月28日 18時) (レス) @page17 id: 27040a03d7 (このIDを非表示/違反報告)
夜来香(プロフ) - よしかさん» ありがとうございます!これからも応援宜しくお願いします (2021年10月10日 19時) (レス) id: b2ecaa304c (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:夜来香 | 作成日時:2021年10月4日 20時

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