呪術は時空を越える【呪術廻戦】【鬼滅の刃】

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「Aちゃーーーん！！！」


産屋敷の家に着くや否や、甘露寺がAに向かって抱きついてきた。


「蜜璃！！久しぶり！」


「Aちゃん！！会いたかった！！

Aちゃん！私ね、伊黒さんと結婚したの！」


Aは杏寿郎からそのことを少し聞いていたが、甘露寺の口から直接聞くのでは嬉しさが違っていた。


「そっかー！ほんと良かった！

あのままだと、小芭内が、俺は資格がない、とかずっと言ってそうだったから、心配してたんだよー！」


とAは伊黒の表情と喋り方を真似る。


「A、今のは俺か？」


「わ！小芭内いたの！似てるでしょ？？」


「似ていない」


Aはえー！と文句を垂れると、甘露寺と杏寿郎は横で笑っていた。


「が、Aには感謝をしている」


甘露寺は更に女性らしさが増しており、伊黒は心なしか以前より表情が柔らかくなっていた。


「私は後押ししただけ！二人の気持ちがあってこそだよ」


Aがそういうと、伊黒と甘露寺は顔を見合わせて笑い合う。


幸せそうな二人を見ると、Aも嬉しくなり顔が綻ぶ。


「積もる話もあるだろうが、まずは中に入ろう！」


杏寿郎の一言で、四人は屋敷の中に入って行った。

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