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(強いけど、何か足りない気がする)
Aは時透の訓練を見てそう感じていた。何かと言われても漠然とし過ぎていて答えることは出来ないくらいであったが。
しばらくするとガキィッという大きな音と共に絡繰人形が腕が取れ、壊れて動かなくなった。
時透は壊れた腕を持ち、何事もなかったかの様に歩き出した。
「Aも使いたかった？壊れちゃったからもう使えないよ」
「いや、私は使わないよ。それはそうと、小鉄にお礼を言いに行こうか」
「小鉄？誰だっけ？」
まさか誰と言われると思わず、考えるA。
(うーん…、記憶が安定しないのかな。悪気のない行動もこのせいなのかな)
「まぁ、着いておいでよ」
とAは時透を連れて、炭治郎と小鉄の元へ行く。
炭治郎と小鉄はもう終わったの！？とお互いに吃驚していた。
「終わった…。いい修行になったよ。俺の刀折れちゃったからこの刀貰っていくね」
と時透が絡繰人形の腕が持っている刀を見せ、折れた刀を炭治郎に投げつける。
それを見た小鉄は衝撃を受け、絡繰人形のところへ走り出す。
「ちょっと！炭治郎大丈夫？」
「Aさん、大丈夫です。」
とAが炭治郎に駆け寄っている間に、時透は歩いて行ってしまっていた。
「…なんか、悪意を持ってるわけじゃなさそうなんだけどな」
「ですね。悪意の匂いはしないので、わざとやっているわけじゃなさそうですが」
「…でもねぇ…」
と二人見合わせて困り切っていた。
「とりあえず、炭治郎は小鉄の様子見てきてもらえるかな？私は無一郎の後を追ってみるよ」
「はい！わかりました！」
二人ともそれぞれ別方向へ歩き出した。
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さくら(プロフ) - 星猫さん» 星猫さん、初めまして！コメント&高評価ありがとうございます！嬉しいです^ ^ (2021年9月30日 20時) (
レス) id: 8f829f7667 (このIDを非表示/違反報告)
星猫 - 初めまして！とっても素敵ですね！高評価しました！ (2021年9月30日 18時) (レス) @page36 id: f84c743866 (このIDを非表示/違反報告)
さくら(プロフ) - 氷飴さん» 氷飴さん、ありがとうございます！面白いと言っていただけるととても励みになります！これからもよろしくお願いします^ ^ (2021年9月17日 18時) (レス) id: 8f829f7667 (このIDを非表示/違反報告)
氷飴 - １の時から見てるんですけど、面白くてこの作品大好きです！これからも無理ない程度に頑張ってください。応援してます！ (2021年9月17日 16時) (レス) id: ab4c7ac665 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：さくら | 作成日時：2021年9月17日 7時
