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貴方目線
((バァンッ！！))
と扉を蹴破ると同時に目に飛び込んできたのは
『あんたら…やって良いことと悪いことの区別もつかないわけ？』
案の定、剛田先ｓ…いや、剛田と坂本の二人
そしてその二人に押さえつけられバリカンを当てられかけている女子生徒の姿
その子は泣きじゃくってしまっていて、もう顔もぐちゃぐちゃだ
しかし、不幸中の幸いか、まだ髪には手を付けられておらず、ロングヘアーが美しく輝く
一応安堵し、キッと二人を睨んだ
坂「長い髪が鬱陶しそうでな…見ていられなかったんだよ」
『だったら勝手に髪を刈ってもいいとでも？』
剛「校則に【肩にかかる髪は結ぶ】とあるだろう！破ったのはそっちだ！」
『だったら刈る前に結んであげればいいじゃない。髪が結べる男はモテるわよ？』
知らないけど()
気が緩んでる内に手で合図し、逃げ出した女子生徒を引き寄せる
『大丈夫？怪我はない？』
「う、うん…」
一応目視でも異常がないことを確認して、笑いかける
『うん、良かった！さ、ここは任せて逃げて』
「でも、Aさんが…！」
『あれ、名前知ってくれてるんだ！ありがとうね！知ってるってことは、私の強さも分かるでしょう？』
心配そうに見つめる彼女に私のハンカチを渡し、『涙、拭った方が可愛いわ』と落ち着かせるように微笑んだ
すると不本意そうではあったが、走って逃げてくれた
きちんと見えなくなったのを確認した後、あるべき問題に向き直る
『さーてと…』
剛「勝手に逃げさせやがって…！」
体の向きを変えた途端、本能的に感じる圧
怖いとか以前の感情
蘇る恐怖
しかし、ここで逃げてちゃ彼女を助けた意味がない
意を決してくないを取り出し、構える
流れ落ちる汗
震える手をごまかしながらも、相手を見据えた
坂「凶器を持参とは…指導が必要なようだ」
そう言いつつ後ろに下がる坂本
いくらでかい態度をとっていても、所詮坂本は坂本
剛田を倒せれば坂本は自然と沈むだろう
『結局こうなるのね…っ！』
只今の時刻、8時半。
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鈴美歌 - 久しぶりに読みました！やっぱり面白いです！これからもよろしくお願いします！ (2021年5月29日 7時) (
レス) id: 532a2a29eb (このIDを非表示/違反報告)
しのぶ(プロフ) - ウルロさん 楽しく読ませていただいてます！更新無理のない様に頑張ってください！！ (2020年11月24日 7時) (レス) id: db4fa22712 (このIDを非表示/違反報告)
鈴美歌 - お久しぶりです！久々の更新嬉しいです！でも無理しないでくださいね！ (2020年10月19日 19時) (レス) id: 5ffb6e02ad (このIDを非表示/違反報告)
みりん - 続き求む! (2020年10月7日 16時) (レス) id: f717bd1242 (このIDを非表示/違反報告)
ウルロ(プロフ) - 鈴美歌さん» ご連絡が遅くなってしまい申し訳ありません...私事ですが最近忙しくなってきてしまいまして...！でも最後まで頑張りますのでよろしくお願いします！ (2020年9月21日 10時) (レス) id: 6159e7dc01 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ウルロ | 作成日時：2020年9月6日 23時
