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貴方目線
伊藤くんに抱えてもらい、車椅子のところまで辿り着く
隣に誰かが寝てることなんて気にしない()
私を近くに降ろし、車椅子を立て直してくれた伊藤くんは、また私を抱えて車椅子に乗せてくれた
車椅子が壊れて無くてよかった
既に怖くなってしまったのか、クラスの皆さんは帰ってしまっていたのが寂しいところだが
『折角運んでくれたのにごめんね...』
伊「んーん！大丈夫！(ﾎﾞｿｯ)...俺としてはそのまま千葉に帰っても良かったし...」
『ん？何か言った？』
伊「いや！なんでもない！さ！早く帰ろうか！」
『？うん』
それから三橋くんや片桐と相良も合流し、皆で千葉に帰った
白「絶対逃がさないからなァ...ｯ！！！」
なんて言葉には気づかずに
病院に着いた途端こっぴどく怒られたのは言うまでもない
一二時間程みっちり絞られ、病室に戻った
片桐と相良は
片「俺らは帰るな」
相「あァ、あの金髪とウニ頭とこれ以上一緒にいるのはうんざりだからなァ」
と帰ってしまった
絶対怒られるのが嫌だったからでしょ...()
『っあー...あの先生怒ると怖いんだな...』
三「まーでも良かったんじゃねぇの？無事戻って来られたんだし」
伊「まさか俺達まで怒られるとは思ってなかったけどな」
『皆さん私を連れ出したのは三橋くんと伊藤くんだと思ってるっぽかったもんね』
三「本当だよ！良い迷惑だっつーの！」
『ごめんって！怒らないでよ！』
三「怒ってないわ！プリン3個で許してやるよ！！」
『怒ってんじゃん！！』
伊「駅前のやつでよろしくね^^」
『伊藤くんまで！！てか駅前のって凄い高いやつじゃん！！』
お財布カツカツだよ...なんて財布に手を伸ばすが、目に付いたのはその隣のヘアゴムとネックレス
三橋くんと伊藤くんがそれぞれプレゼントしてくれたものだ
伸ばしていた手の標的を変え、その二つを手に取る
眺めていると、なんだか力が湧いてくる気がして
『...ねぇ』
伊「ん？なぁに？」
『...ありがとうね』
『あのとき...白原くんに捕まったときに、逃げられたのは二人のおかげだったから』
『だから...ありがとう』
改めて言うと少し恥ずかしいけど、伝えておきたかった
何も返してくれない二人の方をチラッと見てみると、そこには頬を真っ赤に染める二人
私が見ていることに気がつくと、三橋くんは顔を逸らし、伊藤くんは手で顔を覆った
三「おま...っよくもまぁ恥ずかしげも無く...」
伊「不意打ちは反則だよ...」
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鈴美歌 - 久しぶりに読みました！やっぱり面白いです！これからもよろしくお願いします！ (2021年5月29日 7時) (
レス) id: 532a2a29eb (このIDを非表示/違反報告)
しのぶ(プロフ) - ウルロさん 楽しく読ませていただいてます！更新無理のない様に頑張ってください！！ (2020年11月24日 7時) (レス) id: db4fa22712 (このIDを非表示/違反報告)
鈴美歌 - お久しぶりです！久々の更新嬉しいです！でも無理しないでくださいね！ (2020年10月19日 19時) (レス) id: 5ffb6e02ad (このIDを非表示/違反報告)
みりん - 続き求む! (2020年10月7日 16時) (レス) id: f717bd1242 (このIDを非表示/違反報告)
ウルロ(プロフ) - 鈴美歌さん» ご連絡が遅くなってしまい申し訳ありません...私事ですが最近忙しくなってきてしまいまして...！でも最後まで頑張りますのでよろしくお願いします！ (2020年9月21日 10時) (レス) id: 6159e7dc01 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ウルロ | 作成日時：2020年9月6日 23時
