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三橋目線
あれから一週間
東京にて、無事白原を見つけ出し、今は伊藤と共に河川敷に呼んだところだ
白原を伊藤と挟んで下まで階段で降りる
白「...で、何人だ」
三「見りゃ分かんだろ、二人((『五人。だよ』うぇ」
ふと声が後ろから声が聞こえて振り返る
そこには開久の二人と、車椅子に座るAの姿
三「おまっ何で...！！」
『えへ、来ちゃった♡』
三「来ちゃった♡じゃねぇよ！！お前まだ外出許可出てねぇだろうが！」
『病院抜けてきちゃった♡』
片「まさか病院から連れ出してくれと頼まれるとはな」
相「今頃めちゃくちゃ探されてるんだろうなァ...怒られても知らねェからな？」
『う゛っ...それは考えてなかった...』
白「Aちゃん...！ふふっやっぱり俺が忘れられなかったの？」
『...そう、だね。忘れられなかったし、多分、この先一生白原くんを忘れることはないんだと思う』
そう言いながら相良に姫抱きされながら階段を降りてくるAと、それに続く車椅子を持った片桐
俺らの目の前まで降りてくると、再び車椅子に座った
『きっともう、私の体は白原くんを欲してたまらなくなっていると思うの』
『今も、どこかホッとしてる自分がいる』
『そんな自分嫌いだし、信じたくないけど...』
伊「A...？」
『でも、私は貴方には屈しない』
『白原くんにも、紅野くんにも、誰にも』
『...それだけを、伝えに来たの』
そう言って、白原をじっと見つめるA
よく見たらその手は凄く震えていて、まだ白原が怖いのがまる分かりだ
白「へぇ...ネックレスも、リングも外しちゃってねぇ...？」
『そ、うよ...ネックレスは無くしたけど、リングはあるから返しに来たわ』
そう言い、グーにした手をスッと白原に差し出すA
それを受け取るために差し出された白原の手
その上でAは手をパーに開くと、パラパラと落ちるリングだった金属が粉々になったもの
『ああごめんね。あまりにも胸クソ悪くってつい握りしめちゃってたわ』
白「てめぇ...ｯ舐めてんじゃねぇぞ！！」
流石にカチンと来たのか、Aに殴りかかろうとする白原
車椅子で動けないA
思わずAの前に立ち塞がり、その拳を腹で受けた
しめた
『み、三橋くん...！』
心配すんなA
もうこいつは
肉体的にも
精神的にも
どん底まで落とせるぜ
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鈴美歌 - 久しぶりに読みました！やっぱり面白いです！これからもよろしくお願いします！ (2021年5月29日 7時) (
レス) id: 532a2a29eb (このIDを非表示/違反報告)
しのぶ(プロフ) - ウルロさん 楽しく読ませていただいてます！更新無理のない様に頑張ってください！！ (2020年11月24日 7時) (レス) id: db4fa22712 (このIDを非表示/違反報告)
鈴美歌 - お久しぶりです！久々の更新嬉しいです！でも無理しないでくださいね！ (2020年10月19日 19時) (レス) id: 5ffb6e02ad (このIDを非表示/違反報告)
みりん - 続き求む! (2020年10月7日 16時) (レス) id: f717bd1242 (このIDを非表示/違反報告)
ウルロ(プロフ) - 鈴美歌さん» ご連絡が遅くなってしまい申し訳ありません...私事ですが最近忙しくなってきてしまいまして...！でも最後まで頑張りますのでよろしくお願いします！ (2020年9月21日 10時) (レス) id: 6159e7dc01 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ウルロ | 作成日時：2020年9月6日 23時
