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story4 ページ33

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「遺体が扉を塞ぐように倒れてたのになんで殺人なんだよ?」


「コナンくんが大きな音がしたあとに、遺体や花瓶を触ったみたいなんですが、どちらの血も乾いていたそうです。」


「音のすぐ後かどうかわかりゃしねぇぞ? このボウズ、脳震盪でボーッとしてたし…
だいたい、密室を作るような知能犯がそんなすぐにバレる犯行をするわけが…」


「犯人にとって…2つの大きな計算違いが生じたからではないでしょうか…」




コナンの推測は正しいとは限らないと言う小五郎をAが弁解していると、安室が発言した。




「1つはコナンくんが部屋で寝ていたこと、もう1つは施錠された部屋の扉を僕が開けてしまったこと。」




安室の推理によると、犯人はベランダ伝いで窓から遺体を発見し、血は暑くて乾いてしまったからとカモフラージュする予定だったらしい。




「とりあえず…彼らには殺人の動機がありそうね…」




***




その後、桃園、梅島、高梨の事情聴取が行われたが、3人ともアリバイはあり、誰が犯人かどうかは分からなかった。


さらに、横溝警部の話によれば、石栗の部屋の合鍵はまだ見つかっていないらしい。



小五郎や横溝警部が頭をひねらせている中、1人だけ爛々と目を輝かせていた。




「…もしかして、分かったの?」


「ああ…あとは、おっちゃんを眠らせるだけなんだけど…」




コナンは褐色の彼の方を見た。

なるほど、黒の組織の仲間、バーボンの前では“眠りの小五郎”の推理ショーが出来ないってわけだ。




「私も協力するから、彼らを真実に導いてあげて?」




Aがウィンクをしながらそう言うと、コナンは力強く頷いた。







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つむぎ(プロフ) - まゆさん» コメントありがとうございます!これからもよろしくお願いします! (2019年6月26日 20時) (レス) id: a3594e8b9c (このIDを非表示/違反報告)
まゆ - 面白かったです^_^続きが、すごく気になります^_^これからも、頑張って下さい^_^ (2019年6月26日 10時) (レス) id: 76d368eb20 (このIDを非表示/違反報告)
つむぎ(プロフ) - 月兎さん» ありがとうございます!まったり更新していくので、気長にお待ちください!! (2019年5月12日 10時) (レス) id: a3594e8b9c (このIDを非表示/違反報告)
月兎(プロフ) - 素晴らしすぎます…更新頑張ってください! (2019年5月11日 23時) (レス) id: 45fce474d9 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:つむぎ | 作成日時:2019年4月18日 2時

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