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16話 告白 ページ17











私が要ちゃんの顔を見ると、要ちゃんも泣いていた。

「な、何であんたが泣いてんのよ」

「え…も、もらい泣き」

「はぁ!?あんたって、ほんっとに腹立つわね!!」

そう言うと要ちゃんが泣きながらハンカチで私の涙を拭く。

「……!!っ……」

「ちゃんと、洗濯してあるから、汚くないよ……?呪われたりしないから…」

「そんなこと、思ったことない」

私は要ちゃんからハンカチをとって要ちゃんの涙を乱暴に拭く。

「ウザイからもう泣くな!!」

「Aちゃん!!」

要ちゃんがそう言って私の手を掴む。

「言おう!莉犬くんに!」

「は……?何言ってんのよ。あんた、私の話聞いてた?」

「莉犬くん!Aちゃんはるぅとくんのことが好きだと思ってるよ!」

「え?」

「この前言ってたよ!莉犬くん」











『俺、Aはるぅとくんが好きだと思うんだ。Aは俺にとって、兄弟か、それ以上に大切な人だから、Aに好きな人ができたら協力するって決めてたんだ!』

『そうなんだ……Aちゃんのこと、大切に思ってるんだね』

『うん!』











「何よ……それ」

莉犬くん、そんな言いかたしたら、要ちゃんに誤解されるとか考えなかったわけ?

それに、兄弟って、そんなふうに思ってたの?

「何だ……やっぱり、脈なしじゃん」

私はそう言って涙をふく。

「どうしてふられるってわかってて告白しないといけないのよ」

「だって、好きな人に誤解されたままは嫌でしょ?」

「…………………!!…どうでもいいよ。そんなこと。要ちゃんには関係ない」

私はそう言ってその場から離れる。

角を曲がったとき、さとみ先輩たちがいて鉢合わせる。

「なによ、盗み聞き?」

「A、お前さ要のこと羨ましがってるけど、お前も結構周りから好かれてるんだ。だから、Aが苦しむ必要なんて、何もない」

さとみ先輩がそう言う。

「………何よ。慰めに来たの?」

「まさか」

この人、ほんとに苦手。

私はみんなの横を通り過ぎていく。

もう、ばらしたのかな。莉犬くんに。

っていうか、どうして私がるぅとくんのこと好きってことになるのよ!!

ほんとに、乙女心全然わかってないし!

それで………………

「ほんとに私のこと、恋愛対象では、見てくれないんだな……」

17話 私が好きなのは→←15話 意味ないじゃん



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神崎 奏(プロフ) - のまーんさん» 夢主はくるみちゃんで莉犬くんは風早です!!るぅとくんは特に立場は決まっていません! (6月27日 23時) (レス) id: 2b665a7700 (このIDを非表示/違反報告)
のまーん - ほんとだ!君に届けににてる!夢主ちゃんは、くるみちゃんかな?莉犬くんが風早?まさかのるうとくんが龍!? (6月27日 22時) (レス) id: 52c2a508b7 (このIDを非表示/違反報告)
神崎 奏(プロフ) - はなさん» それとすとぷりあわせて書いてます(;・ω・) (5月19日 13時) (レス) id: 2b665a7700 (このIDを非表示/違反報告)
はな - 漫画の君に届けというやつに似てる (5月19日 13時) (レス) id: 7620069ad7 (このIDを非表示/違反報告)
神崎 奏(プロフ) - 花奈(ばなな)さん» えええええ!(´;ω;`)そんな!すごくうれしいです!うれしすぎてやばいです(´;ω;`)ありがとうございます!がんばります! (4月29日 23時) (レス) id: 2b665a7700 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:神崎 奏 | 作成日時:2019年3月26日 23時

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