5「油断大敵」 ページ7
春「それにしても、元気そうでよかった
もぉ、無理しないでよね、心配したんだから」
「ごめんごめん、もう無理しないって」
沢「次無理したらビンタかますからなぁ？？」
「うわぁ、それは勘弁」
＿＿＿＿＿＿＿＿
放課後:部活
御幸一也、御幸一也、と
あ
「みゆ...
一也先輩〜！」
御「！！(Aから声かけてくれたっ)
なんだっ」
「あ、その、昨日はお世話かけたみたいで...
ありがとうございました」
軽く礼をしながら
御「...」
「？先輩」
御「昨日のことは、あまり覚えてないんだろ」
「えっ？はい、なんかホント疲れてたみたいで、倒れたこともなんとなくしか覚えてなくて...」
御「そう、か」
うん？
なんだこの人
覚えてない事を確信して、
頬を赤らめてないか？？
え、まさか、ホントに
「あの、先輩
昨日のオレに何かしました？」
御「は、はぁ？！」
「だって先輩、オレの事好きなんでしょ？」
御「や、ばっか！！流石に寝込みを襲おうなんぞ、それも倒れたやつを襲うなんてしねぇよ！！むしろっ...」
「むしろ？」
御「むしろっ、〜ｯ」
え？え？なになになに
気になる、なにそれ
「何ですか？気になるじゃないっすか！」
御「おっ、お前の方がっ、、、
なんでもないっ」(逃げ)
あ。逃げた
「んー、なんなんだよ、もー」
ー昨日のあの後ー
はぁーっ、
手握られた、可愛い
Aが俺の手触ってくれたのいつぶりだ...
御「寝顔、赤ちゃんみてぇ」
なんで携帯持ってきてねぇんだ俺
無能かな
とかなんて思ったらAはいきなり
掴んでいた俺の手に小さいリップ音を鳴らしていた
御「えっ？...
なっ？！//A」
そのまま俺の手をAの頬に持っていき
すりすりとし始めていた
御「お、おい！Aっ、起きろって
やばいから、Aってば！」
起きる気配は一向にない
「みゆき、せんぱぃ...」
御「〜ｯ」
「へへっ...
すきですよ...」ﾎﾞｿｯ
えっ？
御「ぇ、A？今、」
「ｽｰ、ｽｰ」
御「なんなんだよぉっ...(悶え)」
Aの思考回路が読めない...
はぁ、
明日会ったら覚えとけよ...
(逃げ出す運命の人)
＿＿＿＿＿＿＿＿
はぁ、はぁ
つ、つい
御「逃げてしまった...」
だってよ、しゃーねぇじゃん
普段絶対言ってくれない
"好きです"とか寝言でも言われたら、
嬉しいじゃんか
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藍(プロフ) - めっちゃ好きです！！！！更新楽しみにしてます！頑張ってください！！！ (2021年3月11日 23時) (
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作者名：ミヤ | 作成日時：2019年1月10日 23時
