万事屋銀ちゃんにいる美人は銀時の姉

38話 ページ40

銀時「おまっ・・・お前
何さらしてくれとんじゃァァ！！」


指の折れた銀時を呆れながら見る


神楽「下らない冗談嫌いネ」


銀時「てめェ故郷に帰りたいって言ってただろーが！
この際、強制送還でもいいだろ！！」


神楽「そんな不名誉な帰国、御免こうむるネ
それに私、まだ姉ちゃんと一緒に居たいヨ」


ぎゅっと抱きつきながらそう言ってくれる神楽


嬉しい事言ってくれるね


神楽「いざとなれば船にしがみついて帰る
こっち来る時も成功した。なんとかなるネ」


船の荷物に紛れ込んだとかじゃなくて？


船にしがみついてきたの？


『は・・・？』


銀時「不名誉どころかお前、ただの犯罪者じゃねーか！」


「・・・なんか大丈夫そーね」


お登勢「ああ。もう帰っとくれ
ウチはそんな悪い娘雇ってな・・・」


銀時と神楽は言い合ってるしなんか


エンジン音が聞こえるけど私には関係ない


ブォン ブォン ブォン


お登勢「！？」


ブロロロ


キャ「アバヨ。腐レババア」


お登勢「キャ、キャサリン！！」


『ん？』


なんか騒がしいので顔をあげる


新八「お登勢さん、店の金、レジごとなくなってますよ！！Aさん、しっかりしてください。キャサリンさんが店のお金・・・」


『ふーん。私はそれより神楽が船にしがみついて「Aさん傘は？」！無い！』


私の大事な傘がないのを新八が気づき教えてくれた


慌てて荷物の確認に行く


銀時「あれ？俺の原チャリもねーじゃねーか」


神楽「あ・・・そういえば私の傘もないヨ」


『私の傘も煙管もない！』


「「あんのブス女(あま)ァァァァァ！！
血祭りじゃァァァァ！！」」


神楽「私の傘に姉ちゃんの傘まで取ってくなんて許せないヨ！」


銀時と神楽は勝手に役人の車を乗っ取って


新八「ちょっ・・・何やってんの！？どこいくの！？」


新八も後部座席に乗り込む


「おいィィィちょっと待ってェェ！！
それ、俺達の車なんすけど！！」


キャサリンを追っかけて行った


「ちょっとォォォ！！おい、いっちゃったよ！」


『私の傘と煙管、よろしく』


外に出られないので奥の部屋に戻った

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