3*変な奴は新入生。 ページ5
誰か来た…とか思って鞭を辿って持ち主を見ると、
半仮面のうえなんか肩ファッサファサな人がいた。
…絶対変な人だこの人
「ああ、やっと見つけました。
君、今年の新入生ですね？」
「ダメじゃありませんか。
勝手に
『え、、ちょ、え？？？』
「それに、まだ手懐けられてない
使い魔の同伴は校則違反ですよ。」
グリムをぐわしと掴んで言う。
使い魔とはグリムのことを指しているのだろう。
いや、違うけども。というか使い魔て何。
「離せ〜！
オレ様はこんなヤツの使い魔じゃねえんだゾ！」
「はいはい、反抗的な使い魔はみんなそう言うんです。 少し静かにしていましょうね。」
そう言って半仮面の人はグリムの口を塞ぐ。
なんだそのテンプレ。
というか爪なっっが。何その手袋。趣味？
「まったく。勝手に扉を開けて出てきて
しまった新入生なんて前代未聞です！」
そう言った後、目の前の人は盛大にため息をし、頭を抱えたかと思えば、
「さあさあ、とっくに入学式は始まっていますよ。
鏡の間へ行きましょう。」
そう言ってきた。
『…新入生？』
純粋な疑問だ。
「貴方が目覚めたたくさんの扉が
並んでいた部屋ですよ。」
---
その後、「長話をしている場合ではありませんでした」と言って、鏡の間という場所まで、歩きながら説明をしてもらった。
説明をしてもらって大分落ち着いた。
まず一つ、ここは「ナイトレイブンカレッジ」という学校らしく、名門らしい。
名門は名門でも、魔法士養成の名門校らしい。
「魔法、魔法」と当たり前のように連発していることから確実に僕のいた世界で無いことは確かで、
魔法を架空のものとしか知らない僕にとっては疑問が積もっていくばかりだった。
そしてもう一つ、この目の前の半仮面の人は、この学校の校長先生らしくて、「ディア・クロウリー」と言うらしい。
日本語で話しているのに、名前が外国の人みたい。
なんだかハリー・○ッターの吹き替え版的なイメージ。
あと最後に、この学園には「闇の鏡」というのがあるらしく、その鏡に優秀な魔法士と認めてもらえると、馬車でお迎えが来るらしいんだ。
そして僕が閉じ込められた、と思ったあれが「扉」らしい。
そういえばグリムとの服とか炎とかのせいで
周りをよく見れなかったけど、棺のようなものが沢山浮いていた気がするなあ。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 36人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
セツナ(プロフ) - 妖怪ウォッチ×twstとは……神作品！！ (2022年9月13日 17時) (
レス) @page13 id: 2ea77c9340 (このIDを非表示/違反報告)
ロータス蓮(プロフ) - twst×妖怪ウォッチだなんて…。さてはあなた天才ですね…？((( (2021年5月21日 9時) (レス) id: f03dadf55f (このIDを非表示/違反報告)
その辺の苔(こけ) - 妖怪ウォッチ4私もやってました！この作品もとっても面白いのでこれからも頑張って下さい！ファイトです！ (2021年5月17日 19時) (レス) id: 7d97ba96a3 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：桜蘭 | 作成日時：2020年12月24日 15時
