2*見知らぬ奴は変な奴。 ページ4
※いきなり原作から外れます
『ま、ままま、待ってくださいグリム様脱ぐから！いや、脱ぎますのでそのメラメラしまって！』
グリムはピタッと動きを止め、
「おっ、話が早いんだゾ。」
またニヤっと悪い顔をした、
『ふへ、ふへへへ少々お待ちくださいねｪﾍﾍﾍ……()』
一方パニックになったAは不気味に笑いながら手元を動かす。
「コイツ気持ち悪いんだゾ…」
グリムは尻尾(?)を床にペチペチさせながらAを急かす。
するとAはピタリと動きを止め、
『……グリム様…』
グリムは尻尾でペチペチの速度をあげながら
「なんだゾニンゲン。無駄話は…」
Aはくるっと振り向く。が、その顔は半泣きで、
『この服豪華すぎて変な構造だし！！！！
どう脱いでいいかわかんないっす！！！！」
その発言にグリムは一瞬「そんなことある…?」って顔をした後、
「ふな"ーー！！お前は赤ん坊か！！！」
と、ぷんすこ怒ってAに寄った。
「もういいオレ様が直々に……ふな…」
ちょいちょい…と外そうとする。
だが、肉球のせいでボタンがうまく掴めずに数十秒、
「ふな"〜〜〜〜！！！！！！もう全部燃えちまえーっなんだゾ！！！！！」
短気なのか、イライラが爆発したグリムは癇癪を起こし、また青い炎を放った。
Aはとりあえず全力で逃げ出した。
『だ、誰か助けて！！』
「あ！お前！！待つんだゾ！！！」
それから全く知らない場所を死ぬ程走り、逃げまくり、本の浮くこれまたファンタジーな場所に着いた。
『ここは一体どこなんだ？』
ゼェハァしながら周りを見渡していると背後から
先程も見た青い炎が。
「オレ様の鼻から逃げられると思ったか！
ニンゲンめ！」
『だって服脱げないんすよ！！！！！』
「いや頑張れよニンゲンなんだから！！」
『人間を高く評価しすぎなんですよ！！！無理！！！もぉまぢ無理ｨ！！！』
「ふな"ー！！！うるさいから泣くな！！！」
そんな茶番をしているところに、風を切り、地面を叩く痛い音。
「ふぎゃっ！？痛ぇゾ！なんだぁこの紐！」
それは鞭。グリムにペチンと当たったらしい。
「紐ではありません。愛の鞭です！」
ここって喋る狸も、鞭を持った人もいるんだな。
……やばいな。
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セツナ(プロフ) - 妖怪ウォッチ×twstとは……神作品！！ (2022年9月13日 17時) (
レス) @page13 id: 2ea77c9340 (このIDを非表示/違反報告)
ロータス蓮(プロフ) - twst×妖怪ウォッチだなんて…。さてはあなた天才ですね…？((( (2021年5月21日 9時) (レス) id: f03dadf55f (このIDを非表示/違反報告)
その辺の苔(こけ) - 妖怪ウォッチ4私もやってました！この作品もとっても面白いのでこれからも頑張って下さい！ファイトです！ (2021年5月17日 19時) (レス) id: 7d97ba96a3 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：桜蘭 | 作成日時：2020年12月24日 15時
