友情の証？ ページ9
ヴ「た、ただいまぁ〜。」
あの後、エリックに連れられ色んな所を回った。
洋服屋、靴屋、鞄屋に青果屋。気がつくと外には月の姿が。
家具の配達も気付かない内に済ましてくれていたようだ。
エ「お疲れ、ヴィルト。本当に時間はあっという間やなぁ。
すまない、こんなに連れ回してしまって…。」
ヴ「いや、こっちの台詞だ。僕こそすまなかった。
これ程『町』というものが凄かったのか、って思ってたら
浮かれてしまって…」
…沈黙が流れる。こんな夜に玄関で何してるんだ僕等？
エ・ヴ「………っふふ、あははははっ」
そうか、僕が探していたのはこんな生活を送ることなのか。
両親には悪いけど、いなくなってくれて僕は普通の人になれた
気がした。
エ「なあ、ヴィルト。」ｺﾞｿｺﾞｿ
ヴ「どうしたエリさん。ん？何だい、それは。」
エ「ヴィルトにどうしてもあげたくて、買った。」
それは黒い蝶と白い蝶のセットピンだった。
少しラメもあって宝石もある。かなりの値段はあるだろう
と、目算で思った。
ヴ「良いのかい？こんな物貰っても。」
エ「君に貰って欲しいんだよ。そのために買ったんだ。」ﾆｶｯ
その時のエリさんは、とても希望にあふれた綺麗な眼をしていた。
その笑顔に、その眼にどれほど惹かれただろうか。
ヴ「…気持ちは嬉しいが、流石に貰いにくい。」
エ「…そ、そうですよね。めいわｋ「だから、
ｶﾂｶﾂ…ｽｯ。…サクッ。
ヴ「この白い、…君みたいな蝶を君が持って付けて欲しい。」
僕の右手に持っていた白い蝶のピンを彼の前髪にとめた。
された事に頭が追い付いていない彼は、いよいよ
ショートしてしまった。家具を家に入れるのは明日にするか、と
僕の目の前に倒れている、彼を見て思った。
・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜
？「…ｺﾞﾎｯｺﾞﾎｯ。腹減った…、ここは、一、体、何処、なんだ？」
…ﾊﾞﾀｯ
？「…僕、は一、体何、なん、だ…？」
続く
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すふ丸@低浮上(極)(プロフ) - サクラもちさん» 了解しました！私の方も今後連絡するかもしれませんので宜しくお願いします……！関係を結んで頂き有難うございました！ (2018年12月9日 13時) (
レス) id: 77c1f7fba0 (このIDを非表示/違反報告)
サクラもち(プロフ) - すふ丸@低浮上(極)さん» 今の所は大丈夫です！何かあれば此方からご連絡させて頂きます。よろしくお願いします！ (2018年12月9日 12時) (レス) id: 6fdf3550ce (このIDを非表示/違反報告)
すふ丸@低浮上(極)(プロフ) - サクラもちさん» はい、大丈夫です！それではサクラもち様から他に何かございませんでしたら、関係はこのような感じで追加させて頂いても宜しいでしょうか…？ (2018年12月9日 5時) (レス) id: 77c1f7fba0 (このIDを非表示/違反報告)
サクラもち(プロフ) - すふ丸@低浮上(極)さん» 了解です！ミハルさんの呼び方は「補佐君」や「ミハル君」になったり、呼び捨てになることもあると思いますが大丈夫でしょうか？ (2018年12月8日 12時) (レス) id: 6fdf3550ce (このIDを非表示/違反報告)
すふ丸@低浮上(極)(プロフ) - サクラもちさん» わ、ありがとうございます……！それでは大切にお借りさせて頂きます(´∀｀) それと呼び方の件なのですが、此方からは「総督」で宜しいでしょうか？ (2018年12月6日 19時) (レス) id: 77c1f7fba0 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：サクラもち | 作成日時：2018年11月23日 10時
