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Aside
目を開けると自分の部屋にいた
日は落ち始めていた
1日寝てたのね
隣には山崎が座りながら居眠りをしていた
山崎「ん…はっ!起きた?局長ー!」
起きたと思ったら急いで近藤さんの所へ走っていってしまった
近藤「A!体調は大丈夫か!?」
『騒がしいな…』
土方「ったく無茶しやがって」
沖田「2日も寝るほど何してやがったんだ」
2日?
『2日ってどーゆーこと』
土方「お前が倒れたのは昨日の朝だ」
私そんなに寝てたんだ
体調管理もできないなんて
つくづくダメ人間ね…私
『ごめんなさい2日も今すぐ仕事に取り掛かるから』
近藤「ダメだちゃんと寝てなさい」
『こんなことで皆のあしを引っ張るわけにはいかない』
沖田「何をそこまで焦ってるんでェ」
近藤「Aは女の子なんだからもっと体を大事にさなきゃダメだ」
女なんだから___
土方「万事屋に稽古頼んでまで何してやがる、テメーは何がしてぇんだ」
『___』
沖田「俺たちじゃあ力不足だっていいたいんですか」
近藤「おい総悟!」
どいつもこいつも
女だからって
私の何かがプツンと切れた
沖田side
『女、女って…そんなこと知ってるよどれだけ努力しても男には負けて男に守られて、女を捨てても勝つことは出来ない』
「「!」」
『男だらけのこの集団の中で生きていくためには武力で誰よりも上に行くしか生きていく道はない、切っても切ってもやられっぱなし、、大切な人が失っていくばかり…もうこれ以上失いたくないのよ』
誰よりも一生懸命稽古に参加して
誰よりも一生懸命仕事をこなす
そして
誰よりも俺たちが大好きなんだ
『何がしたいかって?そんなもの…あなた達には分からないわよっっ!!』
そういい治ったかも分からねぇ体を起こし外へ走っていってしまった
土方「おいっ!」
近藤「まてトシ、俺たちが追っていい資格などないだろ…」
沖田「初めてですねぇ…Aが大声出すの」
土方「そもそも俺たちに対して怒るのも初めてだ」
近藤「俺たちの知らねぇとこで悩んで、苦しんで、努力してたんだなぁ」
努力しているのを
俺たちは見て見ぬふりしてたんでェ
俺たちは
何も見えていなかった
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作者名:三日月 | 作成日時:2020年8月23日 0時