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第2話 ページ3

銀時から逃げ出した後…

「A〜!」

『神楽!』

土煙をあげながら,定春と共に抱き着いてくるこの少女は,神楽。万事屋で働いている可愛い女の子だ。

ただ見た目とは裏腹に,夜兎という戦闘民族であり,戦闘力と食い意地が凄いらしい。

『今日はどうした?』

「A見かけたから来てやったネ!感謝するアル!」

『はいはい……ほら酢昆布。』

「ありがとアル!」

『定春には……これを!』

「ワン!」

定春は万事屋で飼っている犬て,なんか銀時いわく「肛門みたいな所の守り神」らしいが,全くもって意味がわからない。

『気に入ってもらえて何より!』

「また万事屋に遊びに来てネ!」

『勿論!今度はどら焼き持って行くわ』

「どら焼き!」

『んじゃな〜』

「バイバイネ〜!」

「ワン!」

『ホントに可愛いな……』

そんな事を呟きながら,屯所へ帰る道を急いだ。

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作者名:桜餅 | 作成日時:2019年1月6日 21時

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