107話 届いた指輪 ページ20
朝。
ベッドから降りて、パーカーを羽織って外へ出る。
昨日は最悪だった……
せっかくツナ達が遊びに行こうと誘ってくれたのに、
風紀委員長様からの呼び出しで行けなかったし、
その後なぜか戦うハメになって、遅くまで戦闘して……
おかげで今日は体がやけにだるい。
そんな体を起こそうと、伸びをして外で深呼吸。
ポストに入っている郵便物を取るのは私の仕事だ。
なにしろ姉さんは朝に弱い。
いつものように新聞や付属のチラシを取る。
いつもと違ったのは、ここから。
ポストの奥に入っていた白い封筒。
見れば、宛名がない。
それに、紙にしては少し重い。
内心警戒しつつ、その封筒を開けると、文書はなく……
「何、これ？」
三日月の刻印が入った、黒い指輪が入っていた。
何だろうこれ？ 姉さんのかな。
そう思い、起きてきたばかりの彼女に尋ねた。
「姉さん、これ何？」
「おはよ〜♪な〜に〜？」
目を瞬かせ、私の持つ指輪を見た。
「ん〜？ これは〜……」
お、何か知ってるのかな？
と期待したが、姉さんはへらっと笑って
「わっかんないな〜ふぅちゃんのじゃないの〜？」
と言った。
否定すると、不気味〜♪とまた笑う。
とりあえずポケットにその指輪をしまい、学校に行くことにした。
・
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「おはよ、ツナ」
走っているツナに声をかける。
ツナもおはよう、と返す。
ふと私はツナの首にかかっているものに目が止まる。
「ツナ、それ……」
「え？ あぁ、これは、その……」
私はポケットから指輪を出した。
「私も持ってるの！ 柄は違うけど……同じ種類っぽくない？ 朝届いてたんだ」
「えっ！ Aにも届いてるのー！？」
ツナの話によれば、ボンゴレファミリー関係らしい。
あー、あれかな。
私も入れてって言っちゃったからかな……。
やっぱ色々と面倒ごとに結構巻き込まれるのか……抜けていいかな？←
そうこうしているうちに、学校……ではなく病院に着いた。
「え？ 学校行かないの？」
「いや行くよ。でもその前にこの指輪の話を聞いとこうと思って……」
「それ、私も行っていい？」
「もちろん、行こう！」
そうして私達は、病院内へと入って行った。
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桜もち(プロフ) - 2万hit突破してた、みなさんいつもありがとうございます！ (2017年8月4日 17時) (
レス) id: 840f834652 (このIDを非表示/違反報告)
桜もち(プロフ) - こちらも10,000hit突破！！感動です……皆様本当に、いつもありがとうございます！！ (2017年1月30日 21時) (レス) id: 1907d70f44 (このIDを非表示/違反報告)
桜もち(プロフ) - 甘楽さん» ありがとうございます！ですよね、細かく書きたかったんですけど、さすがにちょっと削ることにします！ (2017年1月29日 20時) (レス) id: 1907d70f44 (このIDを非表示/違反報告)
甘楽 - リング戦結構長いですよね… 何だったら戦闘シーン少し位削ってもいいと思います。 頑張ってください (2017年1月28日 18時) (レス) id: 2e2894c595 (このIDを非表示/違反報告)
桜もち(プロフ) - 守護者戦、意外と長い……！ (2017年1月27日 23時) (レス) id: 1907d70f44 (このIDを非表示/違反報告)
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