72話 雪 ページ28
日曜日。
「ふわ〜ぁ……うわ、寒っ！！」
朝起きると部屋の寒さに震えた。カーテンを開けてみると、
「わぁ……雪？」
外には雪が積もっている。
どうりで寒いわけだ。
我ながら子供っぽいと思うけど私は雪が好きだ。
寒いのは好きじゃないけど雪があるなら外に出たい。
私は急いで着替えて、外へ出た。
「おぉー！！」
部屋から見た時よりも、積もっている。
その時、携帯が鳴った。
雲雀さんからだ。内容はやっぱり応接室への呼び出。
私は仕方なく小走りで並中へ向かった。
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「えっ？」
並中へ着くと驚きの光景を目にした。
そこには雪合戦をガチな方でやってるツナ達がいた。
一体そろいもそろって何をやってんだか……。
でも、楽しそう←
「ん？ ちゃおっすA！ どうしたんだ？ お前も混ざるか？」
へんてこなコスプレをしてるリボーンさんから声をかけられた。
雲雀さんからの呼び出しがあってきたことを伝えると
「お前も大変だな」とニヒルに彼は笑った。
その後私は、行き交う激しい雪玉を避けながら応接室へとたどり着いたのだった。
「おはようございます、雲雀さん」
「おはよう。今日はそこに置いてあるやつ、よろしくね」
また随分と厚い書類の束。
先週仕事片付けたはずなのに、またどうしてこんなにたまったのだろう?
謎だ……。
というか何で溜まった仕事はすべて私が処理担当なのだろう。
分担して風紀委員の人たちにもやらせればいいのに。
と思いつつも渋々やり始めたのだった。
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「君さっきから仕事進んでないけど」
「あ、ばれました？ いやあの、集中力が切れてしまいまして……」
「それが許されると思ってる？」
ちょっと低くなった声にビビりつつも提案をしてみた。
「せっかくの雪だし、一回外に出ません？ そしたら集中力復活すると思うんですよ！」
「幼稚な提案だね。まぁ……」
一度外を見てから雲雀さんは言った。
「外に赤ん坊たちも来てるし、少し見に行こうか」
「やった、はいっ！」
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「おー、やっぱ寒いですねー、雲雀さん学ランだけで寒くないんですか？」
「君みたいにやわじゃないからね」
雲雀さんの軽い皮肉に苦笑しつつツナ達の戦いをのんびり観戦した。
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ささら(プロフ) - はじめまして、最近読みはじめました。文句とかクレームではないのですが、76話の夏祭りが夏休みになってるのですが、夏休みで大丈夫ですか？いきなりですみません。小説面白いです。続きも読ませて頂きますますね。長文失礼しました。 (2018年8月28日 12時) (
レス) id: 48abc9c141 (このIDを非表示/違反報告)
桜もち(プロフ) - 気づけば20000hit突破！！本当に嬉しいです、皆様いつもありがとうございます！ (2017年3月28日 13時) (レス) id: 840f834652 (このIDを非表示/違反報告)
桜もち(プロフ) - 甘楽さん» 気づいて下さって良かったです！おかげさまでノートも見つかってパート３を書いてるところです。これからもよろしくねお願いします(*^-^*) (2016年12月29日 19時) (レス) id: 7a3c0441dd (このIDを非表示/違反報告)
甘楽 - 復活したんですね!良かったです!下書きノート探し、頑張ってください (2016年12月29日 18時) (レス) id: 66e4a81c26 (このIDを非表示/違反報告)
桜もち(プロフ) - 甘楽さん» 本当にありがとうございます！ そう言ってくださって本当に嬉しいです！ お待たせして申し訳ありません、超亀更新ですが今日から更新再開します！ これからもよろしくお願いします！！ (2016年12月17日 14時) (レス) id: bdfc419512 (このIDを非表示/違反報告)
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