▽０６ ページ7
『はぁぁぁぁぁぁ』
一面青空が見える、屋上にて。私は大きなため息をついた後、ゴロンとコンクリートに寝転がった。
疲れた。幽霊生活って、こんなにも疲れるモノなのね。
てゆーか、私は何故こんな学園に来てしまったんだろう。意味分かんないんですけど。神様のいたずらだとか、天のお導きだとかなんて知らないが、とんだ良い迷惑である。
『..........この屋上、落ち着くなぁ』
何故か知らないが、私が目覚めた場所のこの屋上。このかもめ学園は、何だか色々な気配がして正直怖いけど、この屋上だけは私の領域な気がして、思いっ切りくつろげる。
「..........で、どうだったわけ、七番様は」
『あ、ヤコ姐さん』
ふと、チョコチョコと歩いてやって来たヤコ姐さん。知り合いがいない中の唯一の知り合いだからか、自然と頬が緩む。
私が体を起こすと、ヤコ姐さんは私の隣にちょこんと座った。
『散々ですよ。なんか七番様に助手にされるわ、トイレ掃除させられるわ、おまけに.....セクハラされるわ！！！』
「せ、セクハラ？」
『そう、セクハラ』
あ、なんか思い出したら腹立ってきた。てゆーか、七番様はいつもあんなコトを誰かにしているのだろうか。
..........もう考えるのやめよ。
「.....とっ、とにかく。アンタもこれから怪異の仲間入りなんだから、ちゃんとしなさいよ」
『トイレ掃除をですか？？』
――――――――――――――――――
―――――――――
「.....ちょっとやり過ぎたかなぁ.....」
静けさを取り戻した女子トイレで、一人そう呟く俺。セクハラ上司って、言い方よ、とある意味苦笑する。
ちょうど助手が欲しかったその時、やって来た新米怪異、A。ちょうど良かった、この子を助手にしてしまおうと思っただけだったケド。
「..........ふふっ、」
数十分前、Aと会話のやり取りをしたコトを思い出して、自然と笑みが浮かぶ。こんな風に、誰かと楽しく話すのなんて、何年ぶりだろう。
..........Aのコト、もっと知りたい。
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はる(プロフ) - なんか、すごい好きなんです。源かいちょーとのからみがみたいっ…(/ω・＼)ﾁﾗｯ (8月20日 9時) (
レス) @page29 id: ebc2548563 (このIDを非表示/違反報告)
さくらみるく - ゆーはさん» ゆーはさん！！ありがとう御座いますっっ。はい、ついに愛しの寧々ちゃん登場です笑 よかった、いつ出そうか迷いに迷ってたんですけど、ようやく出せました…。更新頑張る！ (2020年6月20日 13時) (レス) id: cab58be921 (このIDを非表示/違反報告)
ゆーは - 遂に寧々ちゃんがでましたねwやっぱり飽きずにめっちゃ読めます！←(((日本語がおかしい))) 頑張って！！ (2020年6月15日 5時) (レス) id: 2d623a7760 (このIDを非表示/違反報告)
さくらみるく - みかんさん» エッ、やだなにこの嬉しすぎるコメ.....好き(( ありがとうございます！正直変わった感じの作品なので心配だったのですが、そう言って頂けると光栄です.....！！更新、本当頑張れますっ。 (2020年6月13日 22時) (レス) id: e3ab556303 (このIDを非表示/違反報告)
さくらみるく - ミクさん» ミクさん、いつもありがとうございます.....！はいっ、この作品の書き方にも大分慣れてきました。引き続き頑張ります！ (2020年6月13日 22時) (レス) id: e3ab556303 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：さくらみるく | 作成日時：2020年6月5日 19時
