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「高等部一年、八尋寧々！！趣味は土いじり！！お願いしますソラツカイさん、明日の天気を晴れにして〜〜っ！！！」
『ちょっと落ち着こうか』
..........ど う し よ う ☆ 私は、苦笑いを浮かべながら目の前の女の子に、ズルズルと視線を戻す。
可愛い垂れ目、艶のかかった髪、不思議な髪飾り..........うん、私の好み(現実逃避)。
こんにちは、ソラツカイさんことAです。どうしましょう。久しぶりのお客さんです。お客さんなんですけど。
『.....えっと、ヤシロちゃんね。私は、あー.....Aでいいよ』
「分かった！Aちゃん！」
目をキラキラとさせて、期待の眼差しでこちらを見る彼女に、ウッとこっちが叩きのめされる。
.....うん。ごめん。私、明日の天気は分かるけど天気変えられないんだよねーーーー！！！！
「それで、Aちゃんってどうやって天気を変えるの！？やっぱり、特別な道具を使うとか.....」
『え？あっ、あはは(白目)」
待ってマジでどうしよう。こんなに期待されたら私が天気変えられないってコト言い出せなくなっちゃうよ。しかも..........。
私は、今は綺麗な青空をチラリと見て、軽く念じるように目を瞑る。..........うん、最悪のバッチリ雨なんですけど。
『..........とっ、ところで！！ヤシロちゃんは、どうして明日晴れにして欲しいの？？』
すると、彼女は突如夢見るような顔で答えてくれた。ヤシロちゃんが大好きな、源生徒会長という人がいるらしいんだけど。
その人は明日、全校生徒の前、校庭で演説をするらしい。しかし、雨であれば演説は中止、体育館は用事で使えないとのこと。
「会長の演説、どーーーーーっしても見たいのよ！！だからお願い、Aちゃん！！」
『...............その、誠に申し訳無いのですが..........』
「なぁに？」
.....覚悟を決めよう。いくんだA！！心を鬼にして！！！
『じ、実は.....私は天気を変えられn「あっ電話」......え？？』
「あっ、もしもし、葵？..........え、源会長の演説が中止？嘘ぉぉぉぉぉぉぉぉ！！！！？？？？」
スマホ片手に、絶叫したヤシロちゃん。そのまま、震えた手で電話を切ると、にこやかな笑顔でこちらを向き......。
「さようなら」
『う、うん』
...............え、結局ここへ来た意味ってなに？？(震え)。
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はる(プロフ) - なんか、すごい好きなんです。源かいちょーとのからみがみたいっ…(/ω・＼)ﾁﾗｯ (8月20日 9時) (
レス) @page29 id: ebc2548563 (このIDを非表示/違反報告)
さくらみるく - ゆーはさん» ゆーはさん！！ありがとう御座いますっっ。はい、ついに愛しの寧々ちゃん登場です笑 よかった、いつ出そうか迷いに迷ってたんですけど、ようやく出せました…。更新頑張る！ (2020年6月20日 13時) (レス) id: cab58be921 (このIDを非表示/違反報告)
ゆーは - 遂に寧々ちゃんがでましたねwやっぱり飽きずにめっちゃ読めます！←(((日本語がおかしい))) 頑張って！！ (2020年6月15日 5時) (レス) id: 2d623a7760 (このIDを非表示/違反報告)
さくらみるく - みかんさん» エッ、やだなにこの嬉しすぎるコメ.....好き(( ありがとうございます！正直変わった感じの作品なので心配だったのですが、そう言って頂けると光栄です.....！！更新、本当頑張れますっ。 (2020年6月13日 22時) (レス) id: e3ab556303 (このIDを非表示/違反報告)
さくらみるく - ミクさん» ミクさん、いつもありがとうございます.....！はいっ、この作品の書き方にも大分慣れてきました。引き続き頑張ります！ (2020年6月13日 22時) (レス) id: e3ab556303 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：さくらみるく | 作成日時：2020年6月5日 19時
