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................七不思議、五番目？？
『えぇぇぇぇ土籠先生って、あの上司セブンズの内の一人なんですか！！？？じゃあ、五番様！？』
「あ、あァ(上司セブンズ.....)」
私はうっそぉと口を大きく開いて、ぽかんとした。で、でも土籠先生って普通に人間やってるよね。人間のふりする怪異もいたんだ。
すると、先生は私の心の中を読んだように「別に珍しいことじゃない」と一言。
「人間として此岸で暮らすのは、俺たち怪異の“根源”となる噂を自分で流すことができたり、普通に便利だからな。.....珍しいことじゃない」
『..........噂..........』
土籠先生の言葉を聞いて、ふと私は考えた。じゃあ、私の噂は誰が流しているんだろうか。元々、ふと気付いたらこの場所にいて、この噂が流れていて、“屋上のソラツカイ”なんていう異名を持つことになって。
これは余談だけれど、私はだんだん覚醒しつつある気がする。“屋上のソラツカイ”として。その流れている噂のせいか、私はだんだん力を持ち始めている気がするのだ。
最近、私は明日の天気、もしくは明後日の天気が薄らと分かるようになってきているから。
『..........その噂って、気付いたら流れていたとかそういうレベルなんですか』
「あ？変な事聞くな、お前さん。.....そうじゃねェの。“俺たちの存在”が、薄らと噂を作っていく.....昔から、そうだよ」
そっか、とふと私の中で腑に落ちた。やっぱり怪異って、分からないことだらけだ。でも、分からないことだらけすぎて、ちょっと面白い。
私は、面倒くさそうにプリントの丸付けをする先生を見て、少しクスッと笑った。答えるのも嫌そうだけど、五番様て良い人じゃん。
『..........五番様て、何気に良い人ですね』
「..........名前」
『え？』
思わずきょとんとして聞き返すと、五番様はまたもや面倒くさそうに「名前！」ともう一度言う。
「..........先生でいいよ。五番様て、何か胸くそ悪ィ」
『！.....っはい、先生！』
嬉しくなって、そう叫ぶと先生は驚いた顔して私を見た。何ですかと言うと、別にと返される。
「...............変なヤツ」
初めて、土籠先生の笑顔を見た気がした。
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はる(プロフ) - なんか、すごい好きなんです。源かいちょーとのからみがみたいっ…(/ω・＼)ﾁﾗｯ (8月20日 9時) (
レス) @page29 id: ebc2548563 (このIDを非表示/違反報告)
さくらみるく - ゆーはさん» ゆーはさん！！ありがとう御座いますっっ。はい、ついに愛しの寧々ちゃん登場です笑 よかった、いつ出そうか迷いに迷ってたんですけど、ようやく出せました…。更新頑張る！ (2020年6月20日 13時) (レス) id: cab58be921 (このIDを非表示/違反報告)
ゆーは - 遂に寧々ちゃんがでましたねwやっぱり飽きずにめっちゃ読めます！←(((日本語がおかしい))) 頑張って！！ (2020年6月15日 5時) (レス) id: 2d623a7760 (このIDを非表示/違反報告)
さくらみるく - みかんさん» エッ、やだなにこの嬉しすぎるコメ.....好き(( ありがとうございます！正直変わった感じの作品なので心配だったのですが、そう言って頂けると光栄です.....！！更新、本当頑張れますっ。 (2020年6月13日 22時) (レス) id: e3ab556303 (このIDを非表示/違反報告)
さくらみるく - ミクさん» ミクさん、いつもありがとうございます.....！はいっ、この作品の書き方にも大分慣れてきました。引き続き頑張ります！ (2020年6月13日 22時) (レス) id: e3ab556303 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：さくらみるく | 作成日時：2020年6月5日 19時
