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Ep.2 ページ2

「あでででで!ちぇ〜つれないなぁうちのお姫さんはよ。」



「誰が姫よ。こんな泥棒の国の姫なんて真っ平御免だわ。」



「つってもよ?あの天才画家と呼ばれる神崎大先生が、実は裏で泥棒してました〜なんてバレたら....。それを守ってんのは俺たちでしょぉ?」



たしかにルパンの言う通りなのだ。
さっき話した私のことは表向きで、裏の顔はなんと大泥棒の一味。
かつて私のアートを盗むと予告したルパンと対面した時、ルパン曰く"こ〜んな素晴らしいアート初めて見たぜ"らしく、お誘いを受けてこのアジトで暮らしてるってわけ。



「その節はどうも。でも私だって守られてるばかりじゃない。」



朝の私は少々....いや、かなり機嫌が悪い。
それを知っていて寂しがり屋な私の相手をしてくれるルパンは、噂に聞くよりずっと良い奴なんだと思う。



「たしかになぁ。お前さんの投げるナイフはとんでもなく早かったぜ....。もう二度と向けられたくねぇな」



ルパンは湯気の立つ美味しそうなスープを木製の低いテーブルに置き、その隣にはこんがり焼けたパンとオレンジを2切れ置いてくれた。
この所、絵の方も泥棒の方も仕事続きでまともに朝ごはん食べてなかったっけ。



「...随分と豪勢なのね。」



「いやそれがな、次元が『あいつはまともに食ってねぇからあんなもやしみたいな体してんだ。女はもっと肉付きのいい方が良いってんだよ。』な〜んて言っちまってよぉ?」



ルパンがその辺にあった鍋を頭に被って煙草を吸う真似をしながら次元の真似をする。
それがまた絶妙に似ていて、思わず吹き出しそうになる。



「ふん、誰がもやしよ。あんな髭面ために太れって言うの?....ていうか、あいつ女嫌いじゃないの?」

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設定タグ:ルパン三世 , 次元大介 , 夢小説   
作品ジャンル:恋愛
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スノウ(プロフ) - sakuramikan182さん» やったぁ!!!ありがとうございます! (2020年10月5日 18時) (レス) id: 4bf735c37e (このIDを非表示/違反報告)
sakuramikan182(プロフ) - スノウさん» やっと更新しました..!是非読んでくださると嬉しいです! (2020年10月3日 19時) (レス) id: 479b7fd337 (このIDを非表示/違反報告)
スノウ(プロフ) - 更新頑張ってください!! (2020年7月8日 14時) (レス) id: 4bf735c37e (このIDを非表示/違反報告)
遊星(プロフ) - sakuramikan182さん» そうですか。余計な、お節介を言って申し訳ありませんでした。 (2020年3月13日 9時) (レス) id: cc3dcebb37 (このIDを非表示/違反報告)
sakuramikan182(プロフ) - 遊星さん» コメントありがとうございます、作者です。ずっと更新しなければと思い続けていつの間にか月日が経ってしまっている状態です....。多忙のため更新が遅くなり本当に申し訳ないです。気長に待って頂けると喜びます!! (2020年3月13日 8時) (レス) id: 479b7fd337 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:みかん@ | 作成日時:2019年12月7日 10時

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